井川、27日にヤンキース入団発表
2006年12月25日 野球 コメント (2)井川慶投手(27)とヤ軍の正式契約が、クリスマス休暇明けの26日(日本時間27日)に発表されることが24日、分かりました。5年契約、総額2000万ドル(約23億6000万円、1ドル118円)で条件はすでに基本合意しており、あとは細部を詰める状態でした。井川はこの日、滞在していたニューヨークから帰国し、最大の収穫に本拠地となるヤンキースタジアムを挙げ「甲子園に似ている」と阪神での経験を新天地でも生かす自信を見せました。
日本での会見を受け、ヤ軍もニューヨークで1月上旬に入団会見を準備中。この日、帰国した井川は「手土産」を口にしました。それは現地20日に訪れた本拠地球場の素晴らしさでした。
井川慶投手
「一番の思い出はヤンキースタジアムに行ったことと(キャッシュマン)GMと食事をしたことですね。マウンド? 立ちましたよ。ピッチャーとキャッチャーの間に芝生もありますし、あぁ、これがボールパークかと。(マウンドから見て)観客席が低いところは比較的、甲子園に似ているのかなと思いました」
甲子園には、今でも忘れられない苦い思い出があります。入団2年目の99年5月2日(対広島)の甲子園初登板。5回から2番手でマウンドに上がりましたが、いきなり3四死球。しかも1死もとれず、わずか18球3失点で降板しました。のちに井川「緊張はまったくなかったが、観客席が低くて距離感がまったくつかめなかった」と制球が定まらなかった理由を明かしています。
その後の大活躍につながる原点ともなった『散々デビュー』。
井川慶投手
「投げやすそう? そうですね。甲子園で投げてますからね。甲子園の初登板の時よりは大丈夫だと思います」
と表情には自信があふれていました。正式契約後、年明けには再渡米する予定だそう。あこがれのピンストライプに袖を通すことになります。
ようやく正式契約が結ばれようとしてますね。 ヤンキースが入札してから3週間ぐらいでしょうか? 井川投手にとって、正式に決まるまでの期間はとても長かったんじゃないかなと思います。 正式に決まってよかったです。
コメント
ヤンキースやレッドソックスといった金持ちの球団は、正式契約期限をぎりぎりまで使うみたいですね。
松坂の時も正式契約までは結構長かったような。。。
井川選手、おめでとう!