関本、5000万円で更改
関本健太郎内野手(28)が26日、兵庫県西宮市内の球団事務所で代理人同席のもと、2度目の契約更改交渉を行い、3000万から2000万増年俸5000万円で決着しました。前回5日の交渉では、交渉役にあくびをされたとして悔し涙を流したが、評価が見直され、1000万の上積みを勝ち取り納得のサイン。関本は、「これで来季に向けて集中できる」と笑みを浮かべました。

関本健太郎内野手 
「後半の活躍はMVPだと言ってもらって、すっきりサインできました」
と、この日は一転して晴れ晴れした表情で話しました。
 
伝えたい思いを伝えられなかった前回の反省を踏まえ、今月中旬にJ1のG大阪宮本恒靖選手の代理人を務めたこともある黒田悦男弁護士(43)が、下交渉から同席し、この日も立ち会ったそうです。
関本健太郎内野手 
「ホントに自分は思いを伝えるのがヘタだから。頭にあってもなかなか言葉に出せなかった思いを伝えてもらいました」
今岡が離脱した今季中盤から2番・三塁に定着しました。規定打席には届かなかったが、打率・301をマークした自負と、優勝争いしたチームへの数字以上の貢献度について、同弁護士に“代弁”を託したそうです。
交渉に当たった沼沢球団本部長
「本来、1年通してトータルで査定をするが、8月、9月の追い上げと、彼の貢献度を踏まえて、比重を少し変えました」
と上積みを説明し、“円満決着”となったようです。
交渉の場では、環境改善も要望したようです。
関本健太郎内野手
「部屋で(バットを)振っているんですが、壁に穴が開きそうでヒヤヒヤしている。このテレビ壊したら弁償かなって。思いっきり振れる施設があれば…」
己を磨く場として、遠征先のホテルで素振りができるスペースの確保を訴えたようです。
 
すでに来季に向けたトレーニングも開始し、本塁打も最低2ケタ、20本台を目指しパワーアップに取り組んでいるようです。
関本健太郎内野手 
「自分が活躍して優勝できるように、ファンの皆さんに喜んでもらえるように頑張りたい」
夢は“虎のジーター”だそうです。究極の2番像を追い求め、V奪回の予想図を描きながら、07年のスタートを切る。

今年は大事な試合でサヨナラ本塁打を打ったりなど、V争いに大きく貢献したと思います。 来年は今年以上の活躍をして、V奪回を目指してほしいと思います。

コメント

猛牛
猛牛
2006年12月27日21:21

あくび事件からの上積みを勝ち取ることができてよかったですね。
来季は今岡とのレギュラー争いが気になりますね。