豪腕健在!
藤川球児投手が25日、高知市営球場で行われたオリックスとのオープン戦に2番手で登場し、1回を無失点に抑え、自ら志願した凱旋登板を飾りました。両親ら家族が見守る中、1安打は許してしまいましたが、MAX147キロの速球を軸にオリックス打線を圧倒しました。優勝した05年以来の“吉兆”地元登板。高知のファンの熱い思いとともに、07年シーズンへの確かな手応えを感じ取ったと思います。
 
左肩にバッグ。そして右腕に、花束を抱えていました。試合前のセレモニーで手渡された、七色に咲き誇る花束。狭い通路を急ぐなら、誰かに預ければよい。ただ商売道具だけを抱え、バスへと急げばよい。それでも球児は、試合後も手放さなかったそうです。かぐわしい故郷の香りを、片時も離さず胸に抱いていたようです。
 
藤川球児投手
「ここまでにもうちょっと仕上げたかった。でもよかったと思います。なかなか見てもらう機会がないんで…」
五回。マウンドへと駆ける郷土の誇りに、スタンドが沸き上がります。この日の試合は、この瞬間のためにあったと言っても過言ではありません。
先頭打者の大西を、自慢の速球で二飛に仕留めて一死。続く村松には変化球を織り交ぜてカウントを整えると、最後はまたも速球で空振り三振。高校時代からの思い出が詰まったマウンドで、07年の初奪三振を記録しました。
続くアレンには全球直球の真っ向勝負。最後は左翼線へと運ばれてしまいました。
藤川球児投手
「当たらんと思ったけど、見事に当たりましたね」
苦笑交じりに振り返る球児。しかし続く北川を難なく左飛に仕留め、凱旋登板を無失点で終えました。
 
この日の最速は147キロ。球速、キレともに22日の紅白戦を上回りました。
しかし続く北川を難なく左飛に仕留め、凱旋登板を無失点で終えた。
 この日の最速は147キロ。球速、キレともに22日の紅白戦を上回った。
藤川球児投手
「ストレートで三振が取れたのがよかった。スピードが出たのが収穫ですね」
自ら志願した05年以来の地元登板。前回の快投は、自身の大ブレークとチームの優勝を呼びました。そして今回も、スコアボードに「0」という究極の“吉数”を刻み込みました。
 
岡田彰布監督
「開幕に向けてのあれ(調整)やから。今、絶好調でも困るからな」
全幅の信頼をにじませる岡田監督。照準はあくまでペナント開幕です。現段階での出来をうんぬんするレベルの投手ではもちろんありません。自身のペースでじっくり調整してくれればいいのです。
もちろん球児も、それを十分に理解しているでしょう。
藤川球児投手
「下半身をもう1回鍛えていけば大丈夫だと思います」

鮮やかに描き出された開幕への青写真。故郷に錦、右腕に手応え-。“両手に花”を抱え、球児はバスに乗り込み、次の場所へと向かっていった。

☆インコの今日の出来事
今日は、前期入試の面接がありました。 試験のときと同じ時間に行ったので、少し眠かったです。 僕の面接番号は後ろのほうだったので、30分ぐらい待たされたので、ちゃんと喋れるかなと思っていましたが、自分の気持ちは伝えられたと思います。 あとは、合格発表の日(3月2日)を待つだけです。 無事に、僕も友達も合格してればいいんですけどね・・・・。

コメント

猛牛
猛牛
2007年2月26日19:46

面接、お疲れ様でした。
30分も待たされるのは大変だね。
あとは合格のみ!

インコ
インコ
2007年2月26日21:49

あと4日も待たないと・・・・。 私立だったらすぐだったけど、公立となると合格発表が1週間後やからね。
まぁ、あとは無事に合格してることを祈るのみ!です。