球児がクルーンのG入りに歓迎!?
「夢・星野スポーツ塾」のイベント『ドリームフェスティバル2007』が8日、京セラドームで開催され、日本代表の星野仙一監督(60)、山本浩二コーチ(61)、田淵幸一コーチ(61)に加えて、阪神から平田勝男2軍監督(48)、矢野輝弘捕手(39)、藤川球児投手(27)、葛城育郎外野手(30)が参加し、ファンともちつきなどで交流しました。藤川は来季について「強い巨人を倒したい」と話す一方で、巨人クルーン獲得には「良かった」と“歓迎”しました。
 

ここ数年、低迷を続けてきたライバルが小笠原らの獲得により強力打線を構築し、投手陣も上原ストッパー転向という大胆起用でシーズン優勝を果たしました。
 
藤川球児投手
「強い巨人が帰ってきた。すごく楽しかった。それでも勝ち越してるわけですから。来年も引き続きやりたいなと思ってます」
 
14勝9敗1分け、対戦成績をみれば、ライバルを圧倒した事実はあります。しかし、横浜の守護神だったクルーンを獲得するなど、補強でさらなる戦力アップをしていることは脅威であることに変わりはありません。
 

ここ3年で球界屈指の投手としてその名を知らしめた球児。重力の法則を無視したかのような浮かび上がる快速球は、並み居る打者たちをことごとく封じ込めてきました。野球人として、戦う者として求めるものは、さらなる強敵の出現。セ最強の巨人が補強をすればするほどに球児のモチベーションは上昇を続けます。
 
藤川球児投手
「岩瀬さんとも言ってたんです。良かったなって。(クルーンより)上原さんの方が脅威ですから」
 
五輪予選を共に戦い、上原という投手の偉大さを実感したようです。クルーン加入により、上原先発転向となると、逆にこちらにとってみれば“くみしやすし”と見るようです。
 

打倒巨人へ、思うのはチーム一丸。前夜見たNBAの中継に、そのヒントがあったそうです。画面から聞こえてくる選手の言葉が耳から離れないようです。
 
“自分が優れてるから勝てるわけじゃない。全員が機能してこそ勝てるんだ”-。
 
藤川球児投手
「自分がどうかは後からついてくる。(自分が抑えて)ヒーローを作り出したい」

強力打線はオレが封じ込める。だから巨人投手陣を打ってくれ。その先に、V奪回が見えてくるから-。

やっぱり、球児は頼もしいですね。 来季も今季以上の成績を残して、チーム一丸となって日本一へと導いてほしいです!

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