アニキも球児メジャー「困る」
金本知憲外野手(39)が13日、東京都内で行われた契約するファイテン社のイベントに出席しました。前日、球団との契約更改の席で来オフ以降のメジャー移籍を直訴した藤川球児投手(27)について、気持ちは十分に理解しつつも「いてもらわないと困る」とチーム残留を訴えたそうです。金本だけじゃありません。矢野久保田岡田監督らも“球児発言”に続々と反応したようです。
 

球児のメジャー挑戦表明。激震が走りました。宮崎オーナーをはじめ、球団首脳は一様に、藤川の来オフ米大移籍を認めない発言に終始しました。金本にとっても人ごとではなかったようです。
 
金本知憲外野手
「わがままで(メジャーに)行くような男じゃない。行きたいという希望は希望であって、希望と現実が違うことは本人も分かってると思う」
 

金本はこれまでも藤川の人柄、野球に対する姿勢、チームに対する思いに共感を抱いてきました。だからこそ藤川の夢に対して、軽はずみなコメントはしたくなかったそうです。発言に対する影響力も踏まえた上で、自らの考えを明確に口にしました。
 
金本知憲外野手
「希望を持つのはいいけど、いてもらわんと困る。戦力なんやから。 (メジャー移籍直訴について)驚きはなかった。今はメジャー志向が強い選手が多いわけだしな」
 

シーズン中、口癖のように発していた言葉がある。「JFKを休ませたい」。 藤川ら救援陣の登板過多を軽減したい思いで声を大にしました。左ひざの半月板損傷の影響もあり、金本自身打撃内容が伴わず球児に負担をかけた思いも強かったようです。8月終盤からの10連投10連勝でチームを首位に押し上げた球児を、人一倍思いやっていたのも金本でした。
 

9月8日の巨人戦。9連勝を飾ったマウンド上、ナインとタッチを交わす藤川の両肩に手をやるしぐさを見せたことがありました。「大丈夫か?球児。オレで良かったら何でもさせてくれ。肩でもどこでも揉(も)ませてくれ」。 そんな言葉を掛け心から藤川を労(ねぎら)っていました。
 

阪神を優勝へ導く使命感を共有する2人。阪神を常勝チームに押し上げるために誰が必要なのか。複雑な思いを胸にしまい、金本は素直な気持ちを言葉でつづりました。

やはり、球児は阪神にいなくてはならない存在ですからね。 アニキや阪神に所属している選手たちと一緒に優勝へと導いほしいです!

コメント

猛牛
猛牛
2007年12月15日19:36

藤川は阪神にとって重要な選手ですもんね...
あと、それは金本のコメントなんじゃないですか??

インコ
インコ
2007年12月15日20:55

>猛牛っち
やはり、阪神が常勝軍団であるには球児の力が必要になってくるからね。

間違いに気づいてくれてありがとう! 訂正しときました。

猛牛
猛牛
2007年12月16日19:23

藤川が自分の事言ってるんかなと思ってびっくりした。
よかったよかった...