下柳、メジャー?残留?
FAでのメジャー挑戦を視野に入れている下柳剛投手(39)が19日、自らの去就について初めて触れ、結論が年明けになる見通しを明かしました。阪神との残留交渉を踏まえながら年内は熟考するようで、結論は早くても1月上旬以降となる見込みです。阪神の前総合特命コーチの故・島野育夫氏=享年63=の通夜、告別式のため一時帰阪していた下柳はこの日、伊丹空港から自主トレ先の奄美大島に再出発しました。20日から本格的にトレーニングを再開するようです。
 

下柳剛投手
「今年中には決まらんよ。契約するのは来年になってからや」

まだ結論は出ていません。いや、自身が野球人生の大きな分岐点に立っていることを肌で感じるからこそ、容易に結論は出せないのです。伊丹空港ロビーに現れた左腕は、去就の結論が年明け以降になることを明かしました。
 
下柳が恒例の奄美大島自主トレを開始した15日、球団は下柳の代理人である上杉昌隆弁護士と残留交渉を行いました。しかし、下柳側は結論を保留。今後も熟考を重ねる考えを阪神側に伝えていたそうです。
 

15日夜に、03年の入団以来慕い続けた島野氏が死去。17日に緊急帰阪し、恩師の旅立ちを見送りました。
 
下柳剛投手
「(残留、移籍の)どっちを選んだとしても、島野さんは『頑張れ』と言ってくれると思う」

恩師に胸を張って報告するためにも、安易に結論は出せません。年内は自主トレと同時進行で、熟考を重ねる考えのようです。
 

球団、チームメートの思いを知る一方で、野球人として悔いのない人生を送りたいという思いがあるでしょう。2枚のカードをにらみながら、左腕は最良の結論を導き出します。


下柳は今年のオフが入ったときからどっちにするか悩んでいましたからね。 下柳が抜けると先発陣が揃わなくなってしまうので、残留してくれることを願うしかないですね。

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