岡田流ゲキで「浜中はアカンと思うよ」
岡田彰布監督(50)が28日(現地時間27日)、休暇で滞在中の米・ハワイで、交換トレードでオリックスに移籍した浜中治外野手(29)に岡田流の逆説的猛ゲキを送りました。2軍監督時代から見守り続けた教え子について「あかんと思うよ。今のままやったらやれんぞ」と厳し過ぎる発言。活躍を願うからこそ、あえて心を鬼にしてハッパをかけたようです。
 

取材陣から浜中の今後について問われたときでした。

岡田彰布監督
「やれんやろ。あかんと思うよ。打球も飛ばんようになってる。秋のキャンプでも全然飛ばんようになっとったやん」
と手厳しいコメントが繰り返されました。心を入れ替えて出直せば…と問われても「もともと、そんなに(練習を)やれへんやん」と論調が変わることはなかったようです。
 

岡田監督浜中といえば、2軍時代の監督と選手というころから続く師弟関係。手塩にかけて育て、右肩の故障を乗り越え1軍で活躍する姿を見守ってきただけに、憎いわけはないでしょう。師弟愛もトレードとともに消え去ったのかと思われた瞬間、指揮官がさらに締まった表情を見せました。

「そらなあ、頑張ってほしいとは思とるけどなあ」岡田監督の本音はここにあります。来季は30歳という年齢を迎える浜中に、1年でも長くプロの世界で生きていくためには何をすればいいのかを、伝えたかったようです。どうしても伝えたいから、故意にショッキングな言葉を並べてみせました。少々、天の邪鬼(あまのじゃく)ではあるがこれが岡田流です。
 

苦楽を共にした愛弟子。心配するからこそ、心を入れ替えて野球に没頭してもらいたいようです。だから、岡田監督は心を鬼にして猛ゲキを送りました。手荒いはなむけの言葉が、浜中へのせん別のようです。


なかなか厳しいお言葉ですよね。 まぁ、これが長年師弟関係にあった2人であってこその言葉なんですよね。 オリックスでの活躍を期待したいと思います。

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