アニキ、驚異の回復力!
2008年1月17日 野球
左ひざ手術から復活を目指す金本知憲外野手(39)が16日、護摩行を終え鹿児島から帰広、広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」でウエートを再開しました。同ジムの門下生でもある庄田、狩野の打撃指導をするうちに熱が入り、予定を大幅に繰り上げて自らも08年の初打ちを行いました。その感触の良さに思わず笑みを見せたアニキの復活ロードは明るくなってきました。
「初打ちになってしまったな…」
照れ笑いの下に、こみ上げる喜び。アニキの練習拠点「アスリート」に入門し、筋力強化に励む庄田、狩野が同ジムのスイング室でティー打撃に励んでいました。「打撃、見てやったら?」。若虎に気を利かせたジム代表にうなずいたアニキは、打撃音が響き渡る隣室へ足を運び、2人の傍らに腰を下ろしました。偉大な先輩のオーラにバットを握る庄田の顔が緊張で硬直していきます。
「肩が突っ込みすぎてるな」
庄田に近づき両肩に手をやると、その口調は次第に熱を帯びました。
「貸してみ」
庄田からバットを取り上げ、アニキが鏡の前でスイングを開始しました。
「放ってみ」
狩野が上げた白球にゆっくりと右足を上げました。左ひざ半月板の部分切除手術から90日目。アニキはついにバットを手に取り、スイングし、そして打ちました。お手本で示した計19スイングは、本人も予想外の08年打ち初めとなりました。
金本知憲外野手
「たまたまああいう形になったけど、思ったより振れたな。想像以上でびっくりしたよ。感触は悪くなかったね」
偶然の産物にしては上出来。笑顔がそう語っていました。1月後半からスタートする米国ロサンゼルスの単独キャンプで解禁予定だった打撃の繰り上げ敢行。
リハビリで広島に同行した石原チーフトレーナー補佐
「打撃で曲げる(左ひざの)角度なら全く問題ない。(ひざに)相当重い負荷をかけてトレーニングしてますから」
と、スイングを続けるアニキを黙って見守りました。
14日から非公開で2日間こもった鹿児島最福寺での護摩行。新井とは対照的に顔にやけどひとつ負わず荒行をこなしました。「10年もやっていれば、気で炎を押せるようになる」。何事もなかったように、この日トレーニングを再開しました。
予定になかったメニューに確かな手応えを感じ帰途に就きました。復活ロードに差し込んだ一筋の光…アニキの表情がパッと明るくなりました。
「初打ちになってしまったな…」
照れ笑いの下に、こみ上げる喜び。アニキの練習拠点「アスリート」に入門し、筋力強化に励む庄田、狩野が同ジムのスイング室でティー打撃に励んでいました。「打撃、見てやったら?」。若虎に気を利かせたジム代表にうなずいたアニキは、打撃音が響き渡る隣室へ足を運び、2人の傍らに腰を下ろしました。偉大な先輩のオーラにバットを握る庄田の顔が緊張で硬直していきます。
「肩が突っ込みすぎてるな」
庄田に近づき両肩に手をやると、その口調は次第に熱を帯びました。
「貸してみ」
庄田からバットを取り上げ、アニキが鏡の前でスイングを開始しました。
「放ってみ」
狩野が上げた白球にゆっくりと右足を上げました。左ひざ半月板の部分切除手術から90日目。アニキはついにバットを手に取り、スイングし、そして打ちました。お手本で示した計19スイングは、本人も予想外の08年打ち初めとなりました。
金本知憲外野手
「たまたまああいう形になったけど、思ったより振れたな。想像以上でびっくりしたよ。感触は悪くなかったね」
偶然の産物にしては上出来。笑顔がそう語っていました。1月後半からスタートする米国ロサンゼルスの単独キャンプで解禁予定だった打撃の繰り上げ敢行。
リハビリで広島に同行した石原チーフトレーナー補佐
「打撃で曲げる(左ひざの)角度なら全く問題ない。(ひざに)相当重い負荷をかけてトレーニングしてますから」
と、スイングを続けるアニキを黙って見守りました。
14日から非公開で2日間こもった鹿児島最福寺での護摩行。新井とは対照的に顔にやけどひとつ負わず荒行をこなしました。「10年もやっていれば、気で炎を押せるようになる」。何事もなかったように、この日トレーニングを再開しました。
予定になかったメニューに確かな手応えを感じ帰途に就きました。復活ロードに差し込んだ一筋の光…アニキの表情がパッと明るくなりました。
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