桧山、40代まで現役宣言!
桧山進次郎外野手(38)が17日、グアムでの自主トレを公開し、40代までの現役続行を“公約”に掲げました。今年で39歳を迎える猛虎生え抜き最年長は、30代をユニホーム姿で駆け抜けられる幸せをかみしめたうえで、危機感を持って今季に臨み「新たな40代の扉を開けたい」と宣言。午後には恒例のグアム日本人学校を訪問し、子供たちにも「引退は数年後です!!」と、来年も現役選手として再訪することを約束しました。
  

虎党に愛され、猛虎一筋17年目の今年、いよいよ39歳を迎えます。そして今年もタテジマ!
 
桧山進次郎外野手
「30代の10年間を、ずっと野球に打ち込めることになったんだから、幸せなことですよ。今年、いい30代の終わり方をして、新たな40代の扉を開けたい」
 
思い描く理想像は40代までユニホームを着ることと宣言。脱ぐ時も絶対に40代。「それが一番。まだまだ年上もいっぱいいるからね(笑)」
 

個人トレーナーの仲田健氏は、桧山の現状について「意図的ではありませんが、例年より早めに仕上がってます」と話しました。走れることを己のバロメーターにする桧山「充実してますね」とまた笑顔。
 
ですが、ここ2年は打率1割台に低迷するなど、聖地の大歓声に応え切れませんでした。シーズン後には球団から大幅減俸を提示されました。桧山も、野球人生で最も辛い時期ととらえているようです。
 
桧山進次郎外野手
「厳しいプロの世界は結果が問われるわけで、危機感を持ってやりますよ」

40代プレーヤーの夢をかなえるためにも、今季が勝負と理解しているようです。
 

でも、泣いた分だけ、乗り越えた後で笑える-と信じています。

桧山進次郎外野手
「どんな選手にも(苦境が)あることだからね。20代で来る人もいるし、素直に受け入れていますよ」
 

午後には、一緒にグアム自主トレを行う浅井とともに、今年で5回目となる「グアム日本人学校」を訪問しました。ここでも子供たちに約束しました。
 
桧山進次郎外野手
「いつかは辞める時がくるけど、でもそれは数年後です。長く現役を続けたい。こうして毎年、ここに来られるのは現役で頑張ってるからだなと思います。桧山選手、来年も来るからな」
 
終了後には、この発言がリップサービスであることも否定しました。
 

再び自主トレに戻ると夕暮れでした。「ちょっと、打っとくわ」。グアムの日が沈むまで、バットを振った桧山がいました。

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