上園、清水寺の“長寿パワー”注入!
大学・社会人ドラフト3巡目で、武蔵大学出身の上園啓史投手が19日、入寮前に京都・清水寺を参拝したことを明かしました。延命長寿に効果があると言われる「延命水」に触れたようです。新人では異例の春季キャンプの「ブルペン皆勤」を宣言し、岡田監督は、キャンプ中に1500〜2000球の投げ込み指令を出していますが、まずは“商売道具”の腕を清め激投に備えました。

上園啓史投手 
「野球の神様はいると思う。(延命水で)手は洗いました」
年明け直後に話していたプランを、実行していました。上園にとって、国宝の清水寺の参拝は「縁起物」。05年、武蔵大を首都大学リーグ1部に昇格させて、昨年初めて清水寺を訪れ「1部で結果を出せますように」と祈願したところ、リーグ戦での活躍が認められて、プロの扉が開かれました。
おみくじは「吉」を引き、清水寺で売っていた携帯ストラップも購入。そして腕も清めたことで、さらに力が入ります。

上園啓史投手 
「投げられるなら毎日投げたいと思います。それがキャンプだと思うので。投げないと、投げる力が付かないと思いますから」
大学時代、1試合で200球以上投げたことも何度かあり、高校時代には「気が遠くなるぐらい」投げ込んだこともあるそうです。投げて投げ抜いて技術を磨くタイプ。投げ込みを命じている岡田監督の期待に、「延命水」パワーで応えるようです。
 
「(清水寺は)毎年行けたらいい」と上園。日にブルペンに入り、プロとして第一歩を踏み出します。

上園は、スタミナには定評がある投手ですので、そのスタミナにさらに磨きをかけて、開幕1軍を目指してほしいなと思います。
金本、無傷の護摩行
金本知憲外野手が、さらなる“進化”を遂げました。14日から2泊3日で鹿児島・最福寺で護摩行を行っていた金本は、17日から広島市内のジムでトレーニングを再開しましたが、護摩行によるやけどや水ぶくれは一切なかったようです。炎をも近づけないアニキの充実した気力。自身8度目の荒行で初の“出来事”が、何よりすごさを物語っています。
 
過去7回とは、明らかに違いました。荒行を終え、広島に戻って来た金本を見た“弟子”の広島新井が驚きの声を上げました。「あれ、やけどしてないんですか?」。顔には水ぶくれひとつなかったようです。38歳にして、さらに進化を遂げる鉄人たるゆえんでした。
金本知憲外野手 
「(修行は)もう8回目やから。オレも強くなったんちゃうか」
岡田阪神の4番を任される男は、平然と言い切りました。
 
修行が、緩くなったわけじゃなく、むしろ、8度目で最高レベルの厳しさだったようです。
最福寺の池口恵観法主
「ハッパをかけたんですよ。例年と比べて相当厳しいものになりました。薪(まき)の数は変えませんが、火に送る霊気を変えたんです。火の力を2倍の強さにしました」
あえて厳しい修行を課すことで、金本の「雑念」を取り払おうとした法主ですが、金本は高さ3メートル、400度を超える炎をも軽くクリアしてみせたようです。
最福寺の池口恵観法主 
「(フルイニング出場の)世界新記録を作ったからといって、落ち着いてもらっては困りますから。彼は(修行に耐える)20代の体がある。それに彼はやけどをするレベルは卒業しています」
虎党が聞けば喜ぶ、池口法主のお墨付き。昨年末に初めて護摩行に取り組んだ広島広瀬は、顔とひざに大きなやけどを負い、その治療に1週間を費やしたほど。充実した「気」で、炎をも近づけないアニキのすごさが分かろうというものです。
 
修行で新たな領域を突破した金本は、6日ぶりに再開したウエートトレでもその真価を発揮しました。下半身強化のためのスクワットでは、前日、広島新井が170キロのバーベルを8回上げて、今オフの金本の記録を上回っていたが、この日、金本は愛弟子に追い越された記録を更新。同重量を9回上げてみせました。
 
池口恵観法主
「今年も若さを持って頑張りなさい。2000本安打、400本塁打を達成しましょう」
修行最終日、池口法主から発せられた言葉に、金本は、ただ一言「はい」と答えました。アニキの自信。その先には、V奪回の文字が見えています。

しかし、すごいですね。 普通の人なら大やけどやみずぶくれをするぐらいの火なのに・・・・。 金本独自のすごい「気」があったんでしょうね。 今年もケガをせずに、虎の主砲として頑張ってください。 
浜中「今岡さん戻っても5番はオレ」
浜中治外野手が16日、兵庫県淡路市の「淡路佐野運動公園野球場」で自主トレを公開し、全試合クリーンアップを宣言しました。春季キャンプでは、5番の座をかけて、右手故障から復帰する今岡と勝負することになります。
 
代役”のまま終わることはできません。昨年、右手負傷などで途中離脱した今岡の穴を埋めた浜中が、5番死守に照準を合わせました。岡田監督の構想では「3番・シーツ、4番・金本」は不動。キャンプでは、05年の打点王・今岡とクリーンアップの「残り1枠」をかけて争います。
 
浜中治外野手
「難しいのは当たり前だけど、やりがいはある。チームの中心でやれる。打てなかったら、バッシングされるけど、自分が主役にもなれる」
昨季は、今岡が戦列を離れたこともあり、87試合でクリーンアップ(4番以外)を任され、打率・296、46打点、9本塁打。トータルでも規定打席に到達し、打率・302、75打点、20本塁打と過去最高の成績を残しました。
 
今季は今岡が帰ってきます。浜中にとって、本当の勝負の年。まずは、100打点を最低目標に掲げました。クリーンアップを勝ち取るための条件も頭の中にあるようです。昨季・317だった得点圏打率・066に終わった満塁打率を伸ばすことも目標として掲げているようです。
浜中治外野手
「勝負強いバッターになりたい。チャンスで打てないとダメ。満塁でも打てるようにしたい」
と力をこめました。
 
秋季キャンプでは右肩を痛め、広角打法を試せませんでした。それをキャンプで習得すれば「狭い球場で本塁打を量産できたら、(打点などが)変わる」といいます。自主トレではキャッチボール、ノック、フリー打撃のほかに、ウエートトレに重点を置いているようです。右肩の強化とともに、右方向(広角打法)への長打に必要な上腕三頭筋を鍛えるのが狙いだそうです。
 
キャンプインまで、約2週間。背番号5が“最強ライバル”との戦いに突入します。

浜中は昨季、打撃部門全てにおいて自己最高の成績を残しただけに、今年に懸ける思いというのは強いことでしょう。 その思いを実現できるように、今からみっちりとトレーニングを積んで、今岡とお互いにいい刺激ができるような5番争いをしてほしいなぁと思います。
球児、2・25に故郷で凱旋登板!?
藤川球児投手が15日、2月25日に予定される故郷・高知でのオープン戦(オリックス戦)で“凱旋登板”を目指す考えを明かしました。主力投手がオープン戦序盤で登板するのは異例ですが、球界を代表する投手に成長した姿を見せることで、故郷に恩返しする考えのようです。球児はこの日、福原忍投手とともに、沖縄・嘉手納野球場での自主トレを公開。ランニング、キャッチボールなどのメニューをこなしました。
 
球史に残る大ブレークから3年目。07年シーズンを「集大成の1年」と位置づけた球児は、そのスタート地点を生まれ故郷に求めました。
藤川球児投手
「肩さえ問題なければね。その時点で肩が仕上がっていれば、ぜひ投げたいです」
 
2月25日に高知市営球場で予定されるオリックスとのオープン戦。同球場では05年2月27日のオリックス戦でも登板しているが、当時はまだブレーク前。球界を代表する投手となってからは初めての凱旋となります。
 
昨季は甲子園に“球児シート”を250席を設け、高知県内のちびっ子を招待。05年にも、存続が危ぶまれていた高知競馬場に冠レースを提供するなど、地元への恩返しを積極的に行っています。
藤川球児投手
「僕を育ててくれた高知に、少しでも恩返しできたらと思って…」
常に忘れぬ故郷への思い。主力では異例のオープン戦序盤での出場は、生まれ故郷への感謝の思いの表れにほかなりません。
 
今季は自身の働き場所をセットアッパーと予測。
藤川球児投手
「六、七回の2イニングを投げられる体力をつくりたい」
と抱負を語りました。現在は昨季の肩の疲労を考慮しながらの調整。この日のトレーニングでは、ランニングの後に福原と遠投を交えながらキャッチボールを行い、感触を確かめました。
 
昨季はWBC出場の疲れを癒やす間もなくシーズンに突入すると、球宴明けからは抑えに配置転換。「体力も気力も使い果たした」と振り返ります。それでも07年を迎え、闘志に再点火された。
藤川球児投手
「気力は戻った。あとは肩を強くしていかないと」
調整には慎重を期す一方で、ブルペン練習はキャンプ初日から行う予定のようです。
藤川球児投手
「首脳陣に心配を掛けないためにも、入る義務があると思ってます」
自身のペースを守りながら、チームにも最大限の配慮をするつもりのようです。
藤川球児投手
「求められる以上、それを上回る答えを出したいですからね」

全身に漂う風格と自信、そして責任感。覇権奪回を見据え、猛虎の怪腕は黙々とキバを研ぎます。

一昨年、昨年と、飛躍的な活躍を遂げた球児。 今年は凱旋登板をし、虎を日本一に導いてくれるのでしょうか。 今年の球児の登板に注目です!
2・11から虎投サバイバル!?
球団は14日、大阪市内のホテルでスタッフ会議を開き、2月1日からの春季キャンプ日程を決めました。宜野座滞在期間中の練習試合は3試合。岡田彰布監督は練習試合初戦の11日(対日本ハム)から内容と結果を問い、投手陣のサバイバルテストを始める考えを示しました。紅白戦も例年より早く第2クールから行い、07年キャンプは実戦重視でV奪回に挑むようです。
 
井川の抜けた穴などありません。それを埋めて“お釣り”がくる陣容がそろっています。アクシデントがなければ、負けるはずがありません。そう言わんばかりに、岡田監督は余裕を漂わせて言い切りました。
岡田彰布監督 
「うちは力の拮抗(きっこう)したピッチャーが多いし、今のメンバーにしてもほとんどが1軍経験者。それぞれが今の力を見せてくれたら、あとはこっちが判断して(シーズンの1軍投手枠を)決めていけばええだけやからな」
最終的なキャンプ1、2軍スタートのメンバー振り分けは24日に決まり、1軍投手は当面20人前後でスタートします。しかし公式戦で登録する投手枠は11-13人。キャンプで1軍戦力となるメンバーを絞り込んでいきます。
 
他球団がうらやむハイレベルな争いゆえ、先発、中継ぎの適性を含めて早い時期から実戦を通した生き残りテストができます。
岡田彰布監督
「よーい、ドンの勝負になってくるわな。紅白も含めて実戦でアピールしていってもらうよ」
テスト開始は11日の日本ハムとの練習試合から。内容はもちろん結果も問うことを明言しました。
 
岡田彰布監督
「違うユニホーム相手に投げるんは非常にアピールになるわな。20人近く行っても、(公式戦)1軍枠に入れるのは12、13人やから。(シーズン本番に向けての選考基準については)経験とか実績は全然関係ない。現状の力でいい者から使っていく」
と力を込めながら言いました。
岡田彰布監督
「外国人2人も初日からキャンプに合流できる予定やしな。ボーグルソンも日本のボール持って帰って投げてるし、ジャンもこの前まで(ドミニカのウインターリーグ)投げとったしな」

V奪回そして日本一奪取が至上命題の07年。岡田阪神がキャンプの実戦サバイバルテストを通して最強の投手王国を築き上げるようです。

阪神は、他球団に負けないぐらいの投手力を持ってますから、投手サバイバルはとても激しくなりそうですね。 どんな選手がサバイバルで生き残れるか、楽しみです。
小嶋、ぶっちぎりの1位
希望枠ルーキーの小嶋達也投手が13日、鳴尾浜球場で行われた新人合同自主トレで驚異の脚力を披露。20分間走で7選手中トップを快走し、無尽蔵のスタミナを見せつけました。中盤でトップに立つと、その後は他選手を置き去りにする圧勝劇。井川の後継者にふさわしい鋼の下半身を強烈にアピールしました。
 
筋骨隆々とは言いがたい長身痩躯。しかしその体は、疲れを知りません。誰もが苦痛にもがく地獄のメニュー。しかし、小嶋は違います。黒土と芝の感触を楽しむかのように、鳴尾浜の風を楽しむかのように、さっそうと走り続けました。
小嶋達也投手
「好きではないですけど、どっちかというと長距離の方が自信があったので…」
4分30秒のジョギングと30秒のダッシュを4回繰り返す、合計20分のインターバル走。全員一斉にスタートしましたが、2セット目を終えたあたりから、次第に選手の息づかいが荒くなります。ここで小嶋橋本良が抜け出しますが、ラスト4セット目のダッシュを促す笛を合図に、小嶋がラストスパート。そのまま一気に引き離しました。
 
小嶋達也投手
「大阪ガス時代にも、20分間走とかありましたからね。(今日は)しっかり走れたんでよかったです」
と、順調な仕上がりを再確認し、思わず笑みをこぼしました。
 
MAX148キロ左腕を支える下半身。その仕上がりが順調となれば、投球練習への期待も膨らみます。
小嶋達也投手
「肩もなるべく早く仕上げたい。時間があればどんどんキャッチボールをしていきたいです」

すでにブルペン練習開始のメドを24日に設定。岡田監督の視察が予定されるこの日の投球練習で、その能力を存分にアピールし、春季キャンプでの1軍メンバー入りを勝ち取る考えのようです。
 
この日で第1クールが終了し、実戦的なメニューの少ない中で、早くもその潜在能力の一端を見せつけました。それでも左腕は、満足しないようです。
小嶋達也投手
「(休日の)明日もランニングぐらいはしたいと思ってます」

強じんな下半身と豊富な練習量。期待の黄金左腕に、背番号「29」の系譜が受け継がれています。

小嶋は、この長距離走で抜群のスタミナを見せつけましたね。 このスタミナとMAX148キロの左腕で、井川の後継者となれるように頑張ってもらいたいです。
若虎左腕に“エース魂”注入
米大リーグ、ヤンキースに入団した井川慶投手が12日、茨城県ひたちなか市総合運動公園で、岩田稔投手(23)、田村領平投手との合同自主トレを開始しました。初日から約6時間のトレーニングを行い、同じ左腕でもある後輩2人の「育成」に全力を注ぐことを宣言し、阪神のV奪回のためにも“エース魂”をすべてたたき込んだようです。
 
自身の夢を追い求め、同時に、後輩に古巣の覇権奪回の命題を託す。隠すことは何もありません。すべてを見せて、教えて、盗んでもらえれば十分。阪神優勝のために、エースとしての帝王学を伝授する。

井川慶投手 
「聞かれたことは何でも、教えられる範囲ですべて教えたい。2人が、がんばってローテーションに入ってくれれば、優勝できると思うんで、がんばってほしい」
井川の抜けた穴が猛虎の課題となるなら、自ら後継者を育てればいい。今まで、広沢打撃コーチの現役時代に自主トレをともにしたことはありましたが、年下の選手とは初めて。
井川慶投手
「せっかく志願して来てもらってるんで。精神的なこととか、タイガースで9年間やってますし」
技術的なことだけでなく、ハートの部分も強くたたき込むようです。

前日にニューヨークから帰国したばかりでも、精力的に汗を流しました。予定より少し遅れてグラウンドに姿を見せると、ランニングなどの後に、今年の「初投げ」となるキャッチボールを開始。「2カ月ぶりぐらいで、新鮮な気持ちでした」
この日はメジャー球ではなかったが、手元に届き次第使用していくようです。
例年より、キャッチボール開始の時期は少し遅いが「ピッチングができる状態で、向こうに行けるように」と、徐々にペースを上げてきます。屋外の練習後は室内でウエートを行い、そしてプールへ向かいました。約6時間近いトレーニングを、今後も継続していくようです。
 
井川慶投手
「自分も若い選手とできて、刺激になります。せっかく野球選手とできるんで、チャンスと思ってやっていきたい」
 
同じくヤンキースに入団した左腕のペティットも、若手への指導を歓迎しているそうです。井川も常々、他のメジャー投手から「いろいろと盗みたい」と話しています。

世界一のために新たなものを吸収し、猛虎のセ界制覇のために、背中で後輩を引っ張っていきます。

井川は、今年からヤンキースに入団しますが、アメリカでもヤンキースの主力選手になれるよう、がんばってほしいです。

☆お知らせ
1つ目・・・・塾の時間の都合で、2月23日まで水・木・金曜日は更新できないと思います。出来る限り更新したいと思っています。

2つ目・・・・塾の日程の都合で、2月9日から2月23日まで水・木・金・土曜日は更新できないと思います。 出来る限り更新したいと思っています。

3つ目・・・・15日〜2月23日まで、このブログの更新速度が3〜4日に1回ぐらいのペースになると思います。 受験2週間前(1月26日と2月9日)になると、全く更新できない状態になると思います。 
皆様にはご迷惑をおかけすると思いますが、受験が終わったらまた再開しますので、今後も「虎ファンの想い・・・・。」をよろしくお願いします。
今岡が“レギュラー特権”返上
右手バネ指からの完全復活を目指す今岡誠内野手が11日、“レギュラー奪回”に闘志を燃やしました。岡田監督はすでに、今岡を三塁に固定する考えを示しているが「開幕に間に合わせるのではなく、競争もあると思う」とゼロからの再出発を強調。“レギュラー特権”をあえて返上し、若手とのサバイバル戦に臨む考えのようです。今岡はこの日、鳴尾浜球場での自主トレを公開し、本格的に始動しました。
 
今岡誠内野手 
「(手術後は)守備をやってないですからね。不安を一つずつ消していくことが、開幕までにやっていくことだと思ってます」
築き上げた実績も名誉も、すべてをかなぐり捨てて臨む07年シーズン。完全復活へ向け、今岡ゼロからの再出発を誓いました。

今岡誠内野手 
「キャンプでアピールも当然あると思う。試合に出たい若手もたくさんいるし、それを打ち破って試合に出たいですね」
岡田監督はすでに、三塁で起用する方針を固めているが、その“特権”をも返上し、あえてライバルとのレギュラー争奪戦に身を投じる考えのようです。
 
昨季終了後から捕球とスローイング練習を反復。打撃練習は行っていません。それでも不安はないとのこと。
今岡誠内野手
「守備をしておけば、バッティングはいつでもできる」
1月中旬までは守備練習で患部の不安を取り除きつつ、下半身を徹底強化。その後、満を持して打撃練習を開始する予定のようです。12月上旬に発注した07年用バットも、近日中にすべてそろう予定のようです。
 
気の遠くなる基本動作の反復。それは復活にかける意気込みの表れにほかなりません。
今岡誠内野手
「継続することで、ひとつずつ不安を取り除かないと…」

この苦しみは必ず、完全復活への力へと変わる。今岡は、そう信じています。

05年、147打点で打点王になった今岡。 バネ指も治ったので、07年は05年のような活躍をして、06年の悔しさを晴らしてほしいと思います。
球団は9日、前ロイヤルズ3Aエステバン・ジャン投手(31)=右投げ右打ち、193センチ116キロ、ドミニカ出身=の獲得を発表しました。年俸200万ドル(約2億4千万円)1年契約。メジャー通算33勝51セーブと実績十分の右腕について、岡田彰布監督は先発起用を明言しました。球団首脳もボーグルソンと合わせて十分に井川の穴が埋まる以上にプラスアルファが見込めると確約したようです。
 
新戦力となるジャンは間違いなくローテの一角として力を発揮してくれることでしょう。ドミニカのウインターリーグを直接視察した山口スカウトはその球威だけでなく、巨体に似合わぬ機敏な動きについても保証し、日本での成功と活躍の太鼓判を押しました。

山口スカウト 
「井川のあと(穴)はボーグルソン1人で大丈夫。その上をいくということでさらに手持ちのカードが1枚増えたと言える。イメージで言えば巨人にいたガルベス。それにクイックや(打球処理の)ステップもいい」

球団はジャンに関して04年から調査し、追い続けていました。いわば4年越しの“恋人”です。速球は最速150キロ平均145キロの本格派。外国人投手特有のチェンジアップが持ち球にない代わりに、4種類のフォークを自在に操るようです。
山口スカウト
「フォークはシュート気味とスライダー気味があり、それぞれ緩急をつけられる」
と説明しました。
 
すでに、メジャー在籍11年を誇る男は故郷で肉体改造に着手しているようです。代理人を務めるマイク・パワーズ氏によると、オフのジャンはウインターリーグに精力的に登板し、現在はウエートトレーニングを中心にキャッチボールと遠投で右肩の状態を維持しているようです。シーズン中にあった116キロの体重は「すでに100キロ台まで体重を落とし、体を絞り込んでいる」(パワーズ氏)ということです。
牧田球団社長
「オマリー(駐米スカウト)もジャンはボーグルソンより上じゃないかと話していた。いつにも増して情報収集の上、確信を持って獲得した」
と力を込めながら話しました。

メジャー複数球団との獲得競争の末に得た“本物”が、V奪回の強力な切り札となりそうです。

☆新人6選手が入寮
希望枠で入団した小嶋達也投手(大阪ガス)や高校生ドラフト1位指名の野原将司内野手(長崎日大高)ら新人6選手が10日、西宮市内の寮に入りました。橋本良平捕手(智弁和歌山高)は11日に入寮し、12日から鳴尾浜球場で新人合同自主トレが始まる予定のようです。

ここから虎を担う選手が生まれてくるわけですから、1日も早くなれるように頑張ってほしいと思います。 
井口が喝!鳥谷へ「トリプル3狙え!」
鳥谷敬内野手と米大ホワイトソックス井口資仁内野手が8日、沖縄県名護市にある国立沖縄高専グラウンドで、合同自主トレを開始したようです。「3割20本」を目標に掲げる鳥谷井口は目標を“上方修正”
井口資仁内野手
「彼の眠っている潜在能力からすれば3割・30本・30盗塁は十分可能な数字」
とさらなる進化を促したようです。
「3割20本」を目標に掲げる鳥谷に、メジャーリーガーは、あえて“カツ”を入れたようです。
 
プロ野球史上、8人しか達成していない“トリプル3”の偉業も、鳥谷なら達成できると確信しているようです。
 
2人の合同自主トレは、今年で3度目。鳥谷が早大2年の時、ダイエー(当時)のキャンプに参加し、井口のプレーにあこがれたのがきっかけだそうです。鳥谷阪神に入団しましたが、共通の知人を通じ、井口に合同トレを願い出たのが始まりのようです。
 
鳥谷敬内野手
「井口さんは技術面でもすごいけど、パッと見でもすごいのが分かる。見た目での違いを感じる。それがすごい。それを肌で感じられるいい機会」
鳥谷は1時間の走りこみに、キャッチボールをし、その後はロングティーと、初日とは思えないハードトレーニングをこなしました。着々と成長を遂げる礎には、この自主トレで流した汗が染み込んでいます。
 
トリプル3は『走攻守』3拍子そろった選手でなければ達成できません。昨季5盗塁鳥谷には、『走』が一番の課題です。01年は44盗塁、03年には42盗塁で過去2度、パ・リーグ盗塁王を獲得した井口だけに、
井口資仁内野手
「会うたびに、走れと言っているんだ。走らなければ体が衰えていくから」
と、鳥谷にハッパをかけました。
本塁打も、昨季(15本)からの倍増が必要になってきます。
井口資仁内野手
「もっと近くでたたけるようになれば、逆方向への飛距離も伸びてくるし、金本さんぐらい打てるようになる」
とアドバイスしました。
 
今オフ、野手組では大きな補強のなかった岡田阪神。鳥谷の大きな飛躍こそが、最大の補強になります。

鳥谷は元々、「走・攻・守」三拍子揃っているので、あとは技術をあげるだけですね。 トリプル3を達成して、岡田阪神を日本一に導いてほしいです。
今岡の目標、フル出場で3割30本!
今岡誠内野手(32)が6日、今季の公式戦144試合フル出場打率3割30本塁打を目標に掲げ、完全復活を誓いました。兵庫県三田市内で行われた「新春チャリティー」に安藤、阪神OBの真弓明信氏(野球評論家)とともに参加。背番号7の先輩から「全試合に出ればしっかりした数字が出る」と言葉を贈られると、決意に満ちた表情でシーズンに思いをはせました。
 
今岡は右手ばね指の手術など、度重なる故障に悩んだ06年。どん底を味わったからこそ、もう上しか見ない。集まったファンの前で、傷だらけのヒーローは決意を新たにしました。

失意のシーズンが終了後、今岡はリハビリのペースを上げ、倉敷での秋季キャンプに終盤から参加。その後も、年末年始の休業期間ギリギリまで鳴尾浜で調整を続けていたようです。今では、「(右手の治療は)去年中に完全にメドがついている」と言い切れるほど。
真弓明信氏
「ベテランへとなる中で、故障で弱ってしまうとそのまま終わる。乗り越えると40歳くらいまでできる」
と話すように、今季は今岡にとっても選手としての今後を占うシーズン。3割、30本塁打とハードルは高いですが、越えれば新境地もみえてきます。フル出場も04年と05年に経験しているだけに、不可能なノルマとは思っていないようです。
今岡誠内野手 
「今年に関しては気持ちが違う。大事なシーズン。(三塁で)レギュラーでやるという目標は持っていますからね。(レギュラーとして)開幕に合わせるのではなく(キャンプでも)やることが多い。競争も多い」

超一流としてのプライドを心にしまい、今岡は野球人生をかけて定位置を奪い取りにいきます。

☆太陽、開幕ローテ入りでV呼び込む
今年、入団7年目を迎えた太陽は「開幕ローテ入り、1軍定着」を目標に掲げるようです。
 
過去、太陽が開幕ローテに入った03、05年はともにチームがリーグ優勝を果たしています。個人的な目標達成が、いわばチームにとっての吉兆ともなります。
太陽
「今まで2回、開幕ローテに入って、両方とも優勝してる。情けないけど途中、ケガで離脱してしまったんで、(今年は)優勝の胴上げの輪に入れるように頑張りたい」
と意気込んだようです。
 
今年はエースの井川が抜け、先発入りへのチャンスでもあります。ポスト井川として期待される左腕の三東中村泰らには負けられません。
太陽
「みんながライバルだし、キャンプはサバイバル。ブルペン、オープン戦でアピールしていきたい。去年1年間、ケガしなかったんで、(今の)気持ちはイケイケです」
春から太陽が全快で飛ばしていくようです。

太陽は、去年ローテに入れず、苦しんだシーズンだったと思います。 07年は、ぜひともローテ入りへのチャンスを掴み取って、V奪回に貢献してほしいです。
2008年の北京五輪出場を目指す野球の日本代表監督として、阪神の星野仙一前監督(59)の就任が確実であることが5日、明らかになりました。
 
プロ側は23日に開催される実行委員会、翌24日のオーナー会議で星野氏を候補として一本化し、その後にプロ、アマ合同の日本代表編成委員会で正式決定する見込みだそうです。04年アテネ五輪は「長嶋ジャパン」、06年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)「王ジャパン」、今度は「星野ジャパン」で挑むことになります。
代表監督については、アマの立場で日本代表編成委員会の長船騏郎前委員長が昨年11月中に非公式に星野氏に打診していました。プロ側は同12月の実行委で、指導力に定評がある星野氏を候補として調整に入っていたところでした。
 
北京五輪のアジア予選は今年の11月26日から12月2日まで台湾で開催されます。8カ国・地域で争われる五輪本戦は、昨夏の米大陸予選を勝ち抜いたアメリカキューバが既に出場権を獲得しています。
 
星野氏は明大から1969年にドラフト1位中日に入団。現役引退後は中日の監督として2度のリーグ優勝を飾りました。02年からは低迷していた阪神の監督に就任し、翌年にチームを18年ぶりのリーグ優勝に導きました。

去年、WBCで悲願の世界一に輝いただけに、日本の戦いが注目されます。 「王ジャパン」に続き、「星野ジャパン」が世界一に輝けるよう、頑張ってもらいたいです。
スカウト陣が中田を“完全包囲”
岡田阪神が4日、今秋のドラフトで獲得を狙う大阪桐蔭・中田翔投手(2年)を“完全包囲”しました。佐野仙好西日本統括スカウトら4人が、大阪府大東市の野崎観音で行われた同校野球部の練習前の初詣でに他球団に先駆けて密着。日米10球団13人のスカウトが視察した今年の初練習でも阪神勢は3人と他を圧倒しました。宮崎恒彰オーナーも「他球団にアピールして獲りにいく」とし、年初から“怪物クン獲り”に大号令をかけました。
 
今シーズンへ向け始動した大阪桐蔭の最初の行事に、阪神スカウト陣が大挙して詰めかけました。
1番乗りで境内に現れた池之上スカウト
「一番いい選手はとにかく獲る、という姿勢でいかないと」
と話し、個人の、というより、阪神としての決意の強さが表れていたようです。
 
初詣でをする中田を詣でる阪神スカウト4人衆。ストーカーではありませんが、ここまでするのが阪神の誠意であります。ナインの祈とう後は、4人そろってさい銭を投げ、早くもドラフトの“必勝祈願”までしたようです。
佐野スカウトは「願いが通じてくれたらいいね」とかみしめるように語り、池之上スカウトはおみくじを引きましたが「結果は秘密。大吉には少し足りないかな」と笑みを浮かべました。
 
佐野スカウト
「あれだけ飛ばす選手は高校生ではいない。私が今まで見た中でトップ」
と、最大の評価を下す超大物高校生・中田。この何十年に1人の選手を獲得するのは球団としての至上命題でもあります。

年始一番から4人という大人数で中田を詣でたことについて、佐野スカウト
「他球団も高い評価をしているだろうし、今後もだれかがゲームや練習を視察に来る形を取ると思う」
と完全密着を宣言しました。今後も担当の畑山スカウトらを断続的に派遣する予定のようです。
 
グラウンドでは池之上スカウトを除く3人が練習を見学。ズラリと並んだ日米10球団13人のスカウトの中で、最も多い人数でアピールし、早くから獲得の意思を見せている日本ハムや、巨人にけん制球を投げつけ、虎スカウト陣の命懸けの密着マークが始まりました。

中田は、投手でも打者でも、並以上の能力を持っていますので、これだけ注目されているのは仕方ありません。 この期待を背負って、これ以上に成長して「真・怪物クン」となってもらいたいです。
野原、地元で本格始動!
みなさん、あけましておめでとうございます。 3日ほどでしたが、更新を中止していて、迷惑をおかけいたしました。 
いきなりなんですが、僕も中3で受験がありますので、受験1ヶ月前となると、1ヶ月の更新を中止をさせていただこうかなと思っております。 
突然で申し訳ありませんが、今後も「虎ファンの想い・・・・。」をよろしくお願いします。

高校生ドラフト1巡目指名で阪神入りする野原将志内野手(18)=長崎日大=が3日、長崎県南島原市有家(ありえ)町のグラウンドで本格始動しました。故郷・有家町への恩返しの思いが強い猛虎の大器は、プロでの“大噴火”を誓いました。
 
有家町の至る所に設置されたのぼりには「プロ野球入団おめでとう」の祝福の文字。南島原市役所の有家支所につるされた垂れ幕には、虎のロゴ野原の名前が記されているようです。そんな育ててくれた町への恩返しを込めて、町おこしへ一役買いたい思いが頭にあります。
野原将志内野手 
「こっちに帰ってくるとホッとする部分もある。だけど、同時に地元からの期待を感じるので、裏切らないように頑張りたい」
現在は長崎・諫早にある長崎日大の寮で生活を送っていますが、常に胸にある郷土愛。
指名あいさつを受けた際は、甲子園球場の食堂でのメニューとして有家町の名産「手延べ素麺」の出品へ意欲を示したほど。
 
既に、町では野原関連グッズ開発への希望の声も上がるようですが、母・富香さんは、「そういうことはしっかりと結果を出してから」と話したようです。まずは胸を張って町おこしに貢献できるほどのプレーを見せることが先決だと、本人もわきまえています。
 
満を持して迎えた07年。
野原将志内野手
「これから厳しいプロの世界に入るので、今までの新年と違って気が引き締まる」
と話し、幼少時から走った海岸で、有明海の波音を耳にしながら砂浜を駆けました。地元が誇る雄大にそびえ立つ雲仙普賢岳に見守られて誓う。
野原将志内野手
「三拍子すべてがそろった信頼されるバッターになりたい」
と、地元が誇る雄大にそびえ立つ雲仙普賢岳に見守られて誓いました。地元の人たちも、雲仙の噴火は困りものだが、野原の“大噴火”は大歓迎です。
 
プロの舞台に向けて新たな“相棒”も手に入れました。ノックの際に左手にはめたのは中村紀モデルのグラブ。刻まれた「Tigers」のつづりが一層の自覚を促します。
野原将志内野手
「ケガをしない体づくりを目指してやっていきたい。体力面もアップさせないといけない」
と、故郷への気持ちを抱きながら、猛虎待望の大型内野手が、大舞台へ歩を進めます。

野原は、虎の期待を背負った大型内野手ですからね。 1年目からケガをしないように、経験を積んでいって、最終的には虎を引っ張っていってる選手になってもらいたいなぁを思います。
球団は、新外国人の候補にパイレーツビクター・サントス投手(30)、ツインズ傘下3Aロチェスターピート・ムンロ投手(31)をリストアップしていることが30日、明らかになりました。すでに候補選手として明らかになっているロイヤルズ傘下3Aエステバン・ヤン投手(31)も含め、年明けにも岡田彰布監督を交えた会議で最終結論を出すことになるようです。

『井川の穴』を埋めるべく、岡田監督が求めてきた先発候補は中南米のウインターリーグにいました。
その1人が技巧派右腕のビクター・サントスです。メジャー通算150試合に登板し、22勝(42敗)を挙げた実績を持つようです。注目すべきはメジャー登板の半数以上(84試合)先発をしている正真正銘のスターターという点です。今季はブルワーズからシーズン途中にパイレーツへ移籍し、25試合(先発19試合)5勝9敗の成績を残しました。191センチの身長には似合わず、すべてストライクゾーンの中で微妙に変化するクセ球で、打者を打ち取るタイプのようです。力任せではなく、四球で崩れることのない制球力を持つ日本向きの投手といえます。

もう1人はピート・ムンロです。こちらも右腕で04年アストロズでは21試合(先発19試合)に登板し、4勝7敗防御率5・15の成績を残しました。ここ2年間はマイナー生活を送っているようですが、メジャー通算120試合(先発40試合)13勝19敗防御率4・88というメジャーでの実績もあります。
 
黒田編成部長
「枠の関係で獲れるのはあと1人。できれば先発が欲しい」
と話し、三宅渉外担当に加えて、投手の“目利き”で定評のある山口スカウトオマリー駐米スカウトを、中南米で行われているウインターリーグに1カ月にわたって派遣していました。すでに契約を終えたウィリアムスダーウィン、新外国人のボーグルソンに続く4人目の助っ投となりますが、エース井川が去った今、14勝200イニングを埋める素材を見つけ出さねばなりませんでした。
 
長い調査もこれで終了し。現在、豪州にバカンスで訪れている岡田監督の帰国を待って、結論を出すようです。候補は3人。すでに首脳陣が候補として認めたヤンを含めてサントスムンロの中から1人、猛虎の救世主となるべき投手を見いだすこととなるようです。

この前も言いましたが、今年2人の助っ人を解雇したので、外国人選びは慎重にしてほしいです。 そして、最も適正な外国人を選び、猛虎を日本一へと導いてほしいと思います。

☆お知らせ
1つ目
今日、このブログのブログ名を「インコの私生活日記」「虎ファンの想い・・・・。」に変更させていただきます。 

2つ目
僕は、明日からお正月で忙しくなるので、明日から1週間ほど、更新を中止させていただきます。 もし、暇があれば更新を再開したいと思います。
皆様にはとてもご迷惑をおかけしますが、今後も「虎ファンの想い・・・。」をよろしくお願いします。
北京五輪は「星野−田淵」の黄金コンビ
08年北京五輪は「星野−田淵」の黄金コンビで臨むことが29日に分かりました。日本代表編成委員会は、監督就任を要請する星野仙一シニア・ディレクター(SD=59)のサポート役として、田淵幸一氏(60)にヘッド兼打撃コーチ就任を要請する方針を固めたようです。さらに投手コーチには前横浜監督の牛島和彦氏(45)が候補に挙がっているそうです。1月中旬に委員会を開催後に正式要請し、2月のキャンプは代表監督、コーチとしての視察を依頼するようです。来年11月のアジア予選突破、五輪本番での金メダルへ、水面下で星野ジャパンの準備が着々と進められています。
 
すでにプロ側も星野SDと接触して、状況などを説明したようです。
田淵氏や前横浜監督牛島氏以外にも候補はおり、今後は本人の意向を確認しながら固めていく方針だそうです。1月中には全陣容を発表し、2月の春季キャンプには代表スタッフとして視察を依頼する方向のようです。
スタッフの人選だけでなく、万全のサポート体制も検討しているとのこと。21日の12球団代表者会議では、長谷川コミッショナー事務局長が、五輪期間中のシーズン中断を検討するよう各球団に要請したようです。WBCで優勝した直後から、実行委員会では「最後の可能性がある五輪で負けられない」という意見が出ていたそうです。
 
北京五輪が開催される8月は、夏休みでもあり、国内の公式戦も多くの観客動員が見込める時期です。実際にシーズン中断となれば営業面のダメージは計り知れないものになります。ただ、中断しなければドリームチームの結成は不可能で、アテネ五輪と同様に1球団2人などの制限をつけなければなりません。
WBC優勝もあり、日本代表チームは過去を上回る重圧を受けそうです。ましてや11月のアジア予選(台湾)は1位にならないと通過できないようです。2位、または3位になれば、08年3月に台湾で開催される2次予選に出場しなければならなくなるようです。開幕直前、8月と2度も代表チームを招集する事態になれば、選手の負担も大きくなり、公式戦へ影響が出てくることになります。何としても1位通過が義務づけられます。
ただ、重圧に比例するだけ日本中から注目されることも間違いありません。松坂井川岩村がメジャーへ移籍し日本球界を去りました。彼らへの期待が高まる一方、日本球界のレベル注目度の低下が不安視されます。星野ジャパンには、大リーグブームを吹き飛ばす活躍が期待されます。そのための強力な体制づくりが着々と進められていきます。

星野ジャパンをより強いチームに結成するには、苦渋の決断となります。 今後、どうなっていくのかが楽しみになります。

☆来年のドラフト、大阪桐蔭バッテリー獲りか
来秋のドラフトで、超目玉の大阪桐蔭中田翔投手兼外野手(17)に加え、バッテリーを組む岡田雅利捕手(17)のバッテリ獲りに乗り出すことが分かりました。

この日はゴルフを楽しんだ岡田彰布監督
「そら、中田を獲りにいかな仕方ないやろ。遠くに飛ばすのは生まれ持ったものやから」
と明言しました。加えて、隠し玉として同姓の有望株にも狙いを定めたようです。

高校通算68発中田の陰に隠れているが、岡田高校球界屈指の捕手だそうです。171センチ、72キロと体格は小柄ですが、50メートル6秒0と俊足で、遠投は120メートルを誇ります。来年のドラフト制度は未定ですが、中田を最上位で指名した後、岡田を指名する可能性は十分にあるようです。

ちなみに、岡田監督は、中田バッターとして獲りにいく考えを明かしました。
来年のドラフトも、ぜひ注目したいと思います。 
岡田監督が“ポスト金本”出現熱望
岡田彰布監督(49)が28日、3年契約でサインした金本に来季も4番を任せることを明言するとともに「ポスト金本」の出現を熱望したようです。現地時間の早朝にカンタス機でケアンズ国際空港に到着しました。
午後に情報を聞いた岡田彰布監督
「本当は(とって)代わる選手に出てきてほしいけど。現状ではな(金本しかない)」
と胸の内を話したようです。

自らが監督に就任してから、ずっと4番として起用し続けてきました。金本“定位置”にいない打線なんて想像ができるわけがありません。取材陣から来季の4番は金本になるのかと問われると「そうやな」と迷わず即答したようです。ただ、それだけでは言葉は止まりませんでした。
岡田彰布監督 
「本当は代わる選手に出てきてほしいけど」
不動の4番を脅かすような存在が出てきてほしい。衰えを見せないバリバリのうちに、その座につくような若手が欲しい。あえて名前を出さなかったのも、岡田監督の狙いです。人ごとではなく自分が「ポスト金本」を目指せ-。口だけではありません。常勝軍団を本当に目指すなら、必要不可欠だからこそ猛虎戦士にハッパをかけました。
 現在、有力なのは浜中です。今季は4月の月間MVPを獲得するなど、目標だった3割20本塁打を達成しました。終盤戦の驚異的な追い上げのキーマンの一人でもありました。実際に「2003年に4番の楽しさというものを経験していますから」とも明言しました。来季は3割30本塁打100打点と高いハードルを設定し、自らを鼓舞しています。
 
金本と同じ左の外野手では、の存在からも目が離せません。今オフはドーハ・アジア大会台湾代表として金メダル獲得にも貢献しました。伸び盛りだけに来季の大化けも期待できます。家族旅行で訪れた豪州でもチームの将来像に思いをはせる岡田監督の背中には、オフにもかかわらず勝負師のオーラが漂っていたようです。

金本下柳矢野と同じ38歳。 今はまだ衰えていませんが、いつかは衰えるときが来るので、早く金本だけじゃなく、3人のポストが出てきてほしいですね。
岡田監督、「助っ人の獲得順調」
岡田彰布監督(49)が27日、中南米からの助っ人補強が年明けにも実現する運びであることを明かしました。即戦力投手獲得を念頭に、中南米のウインターリーグを視察中のスカウトから「何人かいい報告をもらっている」と、候補の絞り込みが最終段階に入っていることを明言し、年明け早々の最終決定を予告したそうです。岡田監督はこの日、家族旅行のため関西空港から豪州に出発しました。
 
12月上旬に三宅渉外担当山口スカウトらがウインターリーグ視察のためドミニカに出発しました。ドミニカプエルトリコでメジャー実績のある即戦力右腕を中心に、候補者の絞り込みを行い、年末に帰国するそうです。なお、ドミニカのウインターリーグでは、元巨人の剛腕投手で中日がリストアップしているアルモンテや、04年にダイヤモンドバックスで16セーブを挙げたアキーノブルワーズ)らがプレーしています。
すでに黒田編成部長から、数人の候補者がリストアップされたとの報告を受けており、岡田監督の帰国を待って、最終的な絞り込み作業が行われるようです。
 
一時は好素材の若手を獲得して育成することも検討されたが、今回は見送られたようです。
岡田彰布監督
「ドラフトで獲った若い選手が(試合に)出れんようになるからな」
と、あくまで本物にこだわりながら、妥協のない補強を目指す考えのようです。
 
28日には、井川ヤンキースと正式契約しました。R・ジョンソンの放出が報じられていることに「今まで以上にチャンスがあるわな」と先発ローテ入りに期待を寄せつつ、エールを送りました。
 豪州からは年明けに帰国予定のようで、「最終は年明けよ」と言い残し、機上の人となった指揮官。しばしの休養の後、覇権奪回への“最後のピース”を埋めにかかるようです。

即戦力の助っ人を獲得するようなので、その助っ人と虎の投手陣でなんとか井川の穴を埋めてほしいです。 

金本、現役日本選手最高額の5億5000万円!!
金本知憲外野手(38)が28日、契約更改交渉に臨み、ソフトバンク松中5億円を抜いて日本人最高俸となる年俸5億5000万円(推定)の3年契約でサインしました(FA残留に伴う再契約金1億円)。
 広島からFA移籍した02年に2億6000万円(プラス出来高)の4年契約を結んでおり、その間は現状維持でした。しかし中心打者として2度のリーグ優勝に貢献、また連続フルイニング出場世界記録を樹立するなど阪神をけん引してきました。

球団提示は年俸6億円だったとみられるが金本の方から「裏方さんの待遇改善に使って欲しい」と5億5000万に『異例』の引き下げ要請をしたようです。
金本知憲外野手
「経営者の立場に立つことも重要。お互いの譲り合いでこうなった。裏方さんの待遇改善も考えてくれているので感謝している」と話していたそうです。

02年から阪神に移籍してきてからもずっと、連続フルイニング出場を続けて世界記録を打ち立てた金本。 このまま阪神主砲、そして『虎の鉄人』として頑張っていってもらいたいです。
関本、5000万円で更改
関本健太郎内野手(28)が26日、兵庫県西宮市内の球団事務所で代理人同席のもと、2度目の契約更改交渉を行い、3000万から2000万増年俸5000万円で決着しました。前回5日の交渉では、交渉役にあくびをされたとして悔し涙を流したが、評価が見直され、1000万の上積みを勝ち取り納得のサイン。関本は、「これで来季に向けて集中できる」と笑みを浮かべました。

関本健太郎内野手 
「後半の活躍はMVPだと言ってもらって、すっきりサインできました」
と、この日は一転して晴れ晴れした表情で話しました。
 
伝えたい思いを伝えられなかった前回の反省を踏まえ、今月中旬にJ1のG大阪宮本恒靖選手の代理人を務めたこともある黒田悦男弁護士(43)が、下交渉から同席し、この日も立ち会ったそうです。
関本健太郎内野手 
「ホントに自分は思いを伝えるのがヘタだから。頭にあってもなかなか言葉に出せなかった思いを伝えてもらいました」
今岡が離脱した今季中盤から2番・三塁に定着しました。規定打席には届かなかったが、打率・301をマークした自負と、優勝争いしたチームへの数字以上の貢献度について、同弁護士に“代弁”を託したそうです。
交渉に当たった沼沢球団本部長
「本来、1年通してトータルで査定をするが、8月、9月の追い上げと、彼の貢献度を踏まえて、比重を少し変えました」
と上積みを説明し、“円満決着”となったようです。
交渉の場では、環境改善も要望したようです。
関本健太郎内野手
「部屋で(バットを)振っているんですが、壁に穴が開きそうでヒヤヒヤしている。このテレビ壊したら弁償かなって。思いっきり振れる施設があれば…」
己を磨く場として、遠征先のホテルで素振りができるスペースの確保を訴えたようです。
 
すでに来季に向けたトレーニングも開始し、本塁打も最低2ケタ、20本台を目指しパワーアップに取り組んでいるようです。
関本健太郎内野手 
「自分が活躍して優勝できるように、ファンの皆さんに喜んでもらえるように頑張りたい」
夢は“虎のジーター”だそうです。究極の2番像を追い求め、V奪回の予想図を描きながら、07年のスタートを切る。

今年は大事な試合でサヨナラ本塁打を打ったりなど、V争いに大きく貢献したと思います。 来年は今年以上の活躍をして、V奪回を目指してほしいと思います。
球児“4番狩り"宣言!
藤川球児投手(26)が25日、兵庫県西宮市内の球団事務所で代理人同席のもと、2回目となる契約更改を行い、8000万円から倍増の1億6000万円、プラス出来高2000万円の総額1億8000万円でサインしました。
藤川球児投手
「自分の持ち味であるストレートで野球好きの方が全員見てくれるように今から準備しています。来年が楽しみ。各チームの4番をキリキリ舞いさせたい」
と不適な笑みを浮かべながら、11球団の主砲に堂々と“宣戦布告”し、07年のさらなる飛躍を誓いました。
 
2度目の契約更改に臨んだこの日の交渉は2時間にも及びました。提示額は8000万円から倍増となる1億6000万円。当初、14日の交渉の際には1億円アップと思われていましたが、実際には出来高2000万円をプラスした総額だったことが明らかになったそうです。
藤川球児投手 
「球団から愛情と必要としてくれているというのが(金額という)形になった。来年また1から頑張れます」
と満面の笑みをたたえました。
 
昨年の日本新記録となるシーズン80試合登板、今季の47回2/3無失点、そして球宴でのストレート真っ向勝負はすべてが球史に残る活躍でした。交渉に当たった沼沢球団本部長も「特筆すべき活躍」と偉業をたたえました。交渉の中では『伝説』を支えてくれたトレーナー陣の素晴らしさを球団に訴える“気配りの人”らしい一面もみせたようです。
 
起用法はストッパー転向を含めて、決定していないようです。そのことについて藤川は、「どちらにしてもいい形で後ろにつなげるなり、最後を締めたい」とこだわりは見せなかったようです。
藤川球児投手
「巨人が強くなるのが脅威ですけど(抑えれば)また株を上げられそうかなと、淡い期待を抱いています」
とニヤリ。11球団の4番封じとともに、FAで小笠原、トレードでら補強に動いた巨人叩きも誓いました。
 
今季の対戦では巨人李スンヨプ3打数無安打(1四球)をはじめ、中日ウッズ5タコに封じるなど、安打自体も村田ラミレス1本ずつという“4番キラー”ぶりを発揮してみせました。『4番』『巨人』にこだわるのは、最もファンの注目を集める戦いであるからにほかなりません。
藤川球児投手 
「チームに迷惑かからない程度に真っ向勝負を挑んでいきたい」

07年も“火の玉”球児が球界を圧倒してくれることでしょう。 来年も楽しみです。

☆福原「連続無敬遠」で松坂超える!
福原忍投手(29)が25日、真っ向勝負でレッドソックスに移籍する“松坂超え”を誓いました。02年6月16日の巨人戦(甲子園)以来542回敬遠とは無縁で、松坂も03年8月から586回1/3連続無敬遠を続けていたそうです。来季、日本を代表する右腕の記録を塗り替え名実ともに虎のエースになることでしょう。
福原忍投手 
「本当にマニアックな記録で知らなかった。でも続けられるように頑張ります」
連続無敬遠は、強打者の前でピンチを招いていないということ。今季、規定投球回に達した投手の中でも被本塁打7は最少だそうです。右のエースが、来季の虎投手陣を引っ張ることになりそうです。

連続無敬遠とは地味な記録ですけど、すごい記録ですよね。 このまま続けて、松坂の連続無敬遠の記録を抜くようにこのまま続けていってほしいです。

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