甲子園で偉業達成なるか!?
2008年4月7日 野球 コメント (4)
金本知憲外野手が、2000本安打に王手をかけました。無数のフラッシュが光った九回の打席は三振でした。東京ドームでの大記録達成と巨人戦3連勝は逃しましたが、最高の舞台がアニキを待っています。8日からは甲子園開幕となる中日3連戦です。
あと2本で迎えたこの試合、ボルテージはのっけから最高潮に達しました。初回。金本は木佐貫の直球を中前にはじき返し、いきなり2000本安打に王手をかけました。記録とともに、巨人3タテに向かう気迫が一塁に立つ主砲の目にみなぎったようです。しかし、投手陣が崩れ、打線も木佐貫の前に沈黙。金本も初回以降の2打席は、いずれも外野フライに倒れてしまいました。
1999本目の安打を目に焼き付けた東京ドームのファンも、納得して球場を出ました。8点ビハインドの九回一死。「金本、金本!2000本」の大合唱に、複雑な声が交じっていたようです。「打ってくれ。」「いや打たなくてもいい」。その一瞬をとらえようと、おびただしい数のフラッシュが放たれていましたが、それと同時に、『負け試合にアニキの偉業は似合わない』-とばかり、心のトーンを下げました。「甲子園でいい!」。そんな声があちこちで漏れていたそうです。金本が空振り三振に倒れても、落胆の声は少なかったようです。
九回の打席に向かう前、ネクストサークルでバットを振る金本は、三塁側ベンチ横のブースに陣取る球団首脳の視線に気づきました。
大差敗戦の試合で、チーム至宝の大記録をあっさり終わらせるわけにはいきません。結果的には、金本が球団の発した“空気を読んだ”形となったようです。
試合後金本は、苦笑交じりに、思わず本音を口にしました。
金本知憲外野手
「(2000本安打は)早く終わらせたいね。こういうことは面倒だから。マスコミが、いつまでも付いてこないようにね」
ジョークも交えましたが、試合とは無関係に騒がれる「あまり興味がない」記録は早々に通過して、ペナントに集中したい気持ちが強いようです。
金本の心とは裏腹に、周囲の盛り上がりは日々高まるばかりです。それでも金本自身の高ぶりは「あんまりないよ」と、自然体は変わりません。
だが、全国のプロ野球ファンも、その瞬間を待ちわびています。いよいよファイナルカウントダウン。4月8日。甲子園を埋める4万超の大観衆が、歴史の目撃者となるようです。
あと2本で迎えたこの試合、ボルテージはのっけから最高潮に達しました。初回。金本は木佐貫の直球を中前にはじき返し、いきなり2000本安打に王手をかけました。記録とともに、巨人3タテに向かう気迫が一塁に立つ主砲の目にみなぎったようです。しかし、投手陣が崩れ、打線も木佐貫の前に沈黙。金本も初回以降の2打席は、いずれも外野フライに倒れてしまいました。
1999本目の安打を目に焼き付けた東京ドームのファンも、納得して球場を出ました。8点ビハインドの九回一死。「金本、金本!2000本」の大合唱に、複雑な声が交じっていたようです。「打ってくれ。」「いや打たなくてもいい」。その一瞬をとらえようと、おびただしい数のフラッシュが放たれていましたが、それと同時に、『負け試合にアニキの偉業は似合わない』-とばかり、心のトーンを下げました。「甲子園でいい!」。そんな声があちこちで漏れていたそうです。金本が空振り三振に倒れても、落胆の声は少なかったようです。
九回の打席に向かう前、ネクストサークルでバットを振る金本は、三塁側ベンチ横のブースに陣取る球団首脳の視線に気づきました。
大差敗戦の試合で、チーム至宝の大記録をあっさり終わらせるわけにはいきません。結果的には、金本が球団の発した“空気を読んだ”形となったようです。
試合後金本は、苦笑交じりに、思わず本音を口にしました。
金本知憲外野手
「(2000本安打は)早く終わらせたいね。こういうことは面倒だから。マスコミが、いつまでも付いてこないようにね」
ジョークも交えましたが、試合とは無関係に騒がれる「あまり興味がない」記録は早々に通過して、ペナントに集中したい気持ちが強いようです。
金本の心とは裏腹に、周囲の盛り上がりは日々高まるばかりです。それでも金本自身の高ぶりは「あんまりないよ」と、自然体は変わりません。
だが、全国のプロ野球ファンも、その瞬間を待ちわびています。いよいよファイナルカウントダウン。4月8日。甲子園を埋める4万超の大観衆が、歴史の目撃者となるようです。
今岡が初ヘッドスライディング&決勝弾!
2008年4月5日 野球
主役は開幕から調子の上がらなかった今岡誠内野手が、四回に左中間へ1号決勝弾を放ちました。六回には、珍しい豪快なヘッドスライディングも披露しました。安藤が抑え、フォードも打って、昨年から敵地・東京ドームで5連勝です。
今岡誠内野手
「状態の悪いまま金本さんの後ろを打つプレッシャーもある。調子が良ければプレッシャーも感じないけど、悪かったので…。ホームランを心のきっかけにして、心のゆとりを持ってあしたにつなげていければいい」
今季初のGT戦で放った今季第1号本塁打が、決勝弾となりました。悩んできた分だけうれしかったようです。周囲から復活を期待され、あえて自分でも積極的に復活の言葉を口にしてきました。復活できる保証はありませんでしたが、今岡はそれでも自分を信じました。苦しみ、努力したからこそ野球の神様が力を貸してくれたのでしょう。応援してくれた東都の虎党にも恩返しができたことだと思います。
同点の四回、先頭打者として高橋尚と対戦。カウント0-1からの2球目、外角への136キロ直球を引きつけ振り抜きました。
「開幕してから一番いい打ち方」と、力強くはじき出された打球は、バックスクリーン左へ突き刺さる勝ち越し弾となりました。
前夜までは、悪い流れにのみ込まれそうになっていました。金本の四球の後のチャンスで凡退するパターンが続いていました。岡田監督も「ずっと(状態は)悪いよ」と突き放すような言葉を投げかけていました。今岡も「自分のポイントにボールが来る前に打ってしまっている」と分析していたようです。それでも「シーズンに入った試合で修正していくしかない」と厳しい表情で話していたとおり、己の力のみで苦境を脱出しました。
打撃よりも三塁ベンチと球場全体を沸き立たせたのが、六回の走塁です。先頭打者として四球を選び出塁。続く鳥谷が左中間寄りに中前打を放つと、スタートを切っていた今岡は「(ダイレクトで)捕られるかと思った」と一度はスピードダウンしながら再チャージ。そして三塁ベースに向かって、差し伸ばした右手から、頭から、本邦初公開のヘッドスライディングでした。
胸を泥で染めた闘志あふれるプレーが、ナインに伝わり、その後の追加点を呼び込みました。
秋には歓喜の輪の中で充実した顔で笑う自分がいる。そんなゴールを目指して。今岡誠が走りだした。
今岡誠内野手
「状態の悪いまま金本さんの後ろを打つプレッシャーもある。調子が良ければプレッシャーも感じないけど、悪かったので…。ホームランを心のきっかけにして、心のゆとりを持ってあしたにつなげていければいい」
今季初のGT戦で放った今季第1号本塁打が、決勝弾となりました。悩んできた分だけうれしかったようです。周囲から復活を期待され、あえて自分でも積極的に復活の言葉を口にしてきました。復活できる保証はありませんでしたが、今岡はそれでも自分を信じました。苦しみ、努力したからこそ野球の神様が力を貸してくれたのでしょう。応援してくれた東都の虎党にも恩返しができたことだと思います。
同点の四回、先頭打者として高橋尚と対戦。カウント0-1からの2球目、外角への136キロ直球を引きつけ振り抜きました。
「開幕してから一番いい打ち方」と、力強くはじき出された打球は、バックスクリーン左へ突き刺さる勝ち越し弾となりました。
前夜までは、悪い流れにのみ込まれそうになっていました。金本の四球の後のチャンスで凡退するパターンが続いていました。岡田監督も「ずっと(状態は)悪いよ」と突き放すような言葉を投げかけていました。今岡も「自分のポイントにボールが来る前に打ってしまっている」と分析していたようです。それでも「シーズンに入った試合で修正していくしかない」と厳しい表情で話していたとおり、己の力のみで苦境を脱出しました。
打撃よりも三塁ベンチと球場全体を沸き立たせたのが、六回の走塁です。先頭打者として四球を選び出塁。続く鳥谷が左中間寄りに中前打を放つと、スタートを切っていた今岡は「(ダイレクトで)捕られるかと思った」と一度はスピードダウンしながら再チャージ。そして三塁ベースに向かって、差し伸ばした右手から、頭から、本邦初公開のヘッドスライディングでした。
胸を泥で染めた闘志あふれるプレーが、ナインに伝わり、その後の追加点を呼び込みました。
秋には歓喜の輪の中で充実した顔で笑う自分がいる。そんなゴールを目指して。今岡誠が走りだした。
ウィリアムスが登録抹消・・・。
2008年4月4日 野球
ジェフ・ウィリアムス投手が3日、左肩痛のため出場選手登録を抹消されたことがわかりました。開幕から快進撃を続けていたチームも、今季初黒星。4日からは東京ドームで巨人3連戦、8日からは甲子園に戻って中日3連戦とライバルチームとの戦いが続くだけに、手痛い離脱となってしまいました。
異変はオープン戦のころからあったようです。当初3月5日の島野元コーチの追悼試合登板を熱望していたが回避。慎重に慎重を重ねて調整してきました。3月23日のアスレチックス戦では1回を持たずにKOされてしまいました。打者9人に3安打4四球という乱調ぶりに、不安の声も上がったほどでした。
3月28日の横浜との開幕戦では八回から登板し、1回をピシャリと抑えホッとした矢先でした。翌日の練習中に肩の不調を訴え、以降は登板を回避。このとき岡田監督は「(JFK)3人のうち1人を休ませてな。始まったばかりやから」と“真実”は伏せていたようですが、事態は深刻だったようです。2日の広島戦前には岡田監督が見守る中、ブルペンで投球練習を行いましたが、肩の状態は不安を残したままで、治療に専念することになったそうです。
岡田彰布監督
「昨日、今日で悪くなったわけじゃない。まだこの時期だし、無理させる必要ないから。昨日のブルペンではスゴイ球投げてたけどなあ。あれでもアカンのやろうなあ」
最短で10日後に登録が可能となりますが「それは分からん」と話しました。
ジェフショックなのか、開幕6戦目にして今季初の黒星を喫してしまいました。
岡田彰布監督
「いつかは負ける。1つ負けて仕切りなおしで(先発ローテの)ふた周り目になる。切り替えて、まだ長いんやからな」
と語気を強めました。
5勝1敗と開幕ダッシュには成功しましたが、ウィリアムスは巨人に対し昨年は11試合に登板し防御率0・64、中日には8試合で0・00と完全に封じ込めていた“GDキラー”だけに、この離脱はやはり痛いです。
戦力面だけでなく、今季も投手陣に『侍』と刻んだリストバンドを配り結束を固めるなど、精神的支柱ともいえる存在でした。不安は残ります。ですが、チームには頼もしき“代役”である江草、渡辺がいます。快調な滑り出しを見せた先発投手陣。全員一丸となって、乗り切ってみせるでしょう。
異変はオープン戦のころからあったようです。当初3月5日の島野元コーチの追悼試合登板を熱望していたが回避。慎重に慎重を重ねて調整してきました。3月23日のアスレチックス戦では1回を持たずにKOされてしまいました。打者9人に3安打4四球という乱調ぶりに、不安の声も上がったほどでした。
3月28日の横浜との開幕戦では八回から登板し、1回をピシャリと抑えホッとした矢先でした。翌日の練習中に肩の不調を訴え、以降は登板を回避。このとき岡田監督は「(JFK)3人のうち1人を休ませてな。始まったばかりやから」と“真実”は伏せていたようですが、事態は深刻だったようです。2日の広島戦前には岡田監督が見守る中、ブルペンで投球練習を行いましたが、肩の状態は不安を残したままで、治療に専念することになったそうです。
岡田彰布監督
「昨日、今日で悪くなったわけじゃない。まだこの時期だし、無理させる必要ないから。昨日のブルペンではスゴイ球投げてたけどなあ。あれでもアカンのやろうなあ」
最短で10日後に登録が可能となりますが「それは分からん」と話しました。
ジェフショックなのか、開幕6戦目にして今季初の黒星を喫してしまいました。
岡田彰布監督
「いつかは負ける。1つ負けて仕切りなおしで(先発ローテの)ふた周り目になる。切り替えて、まだ長いんやからな」
と語気を強めました。
5勝1敗と開幕ダッシュには成功しましたが、ウィリアムスは巨人に対し昨年は11試合に登板し防御率0・64、中日には8試合で0・00と完全に封じ込めていた“GDキラー”だけに、この離脱はやはり痛いです。
戦力面だけでなく、今季も投手陣に『侍』と刻んだリストバンドを配り結束を固めるなど、精神的支柱ともいえる存在でした。不安は残ります。ですが、チームには頼もしき“代役”である江草、渡辺がいます。快調な滑り出しを見せた先発投手陣。全員一丸となって、乗り切ってみせるでしょう。
5打点新井がお立ち台!
2008年3月31日 野球 コメント (2)
新井貴浩内野手が先制打を含む3安打5打点の大爆発で打線を引っ張りました。投げては福原忍投手(31)が4併殺を奪う快投で3年ぶりの完封。痛快快勝劇で、豪快に開幕ロケットスタートを決めました。
新井貴浩内野手
「初めまして、新井です。よろしくお願いします」
移籍初のお立ち台。超満員虎党が、大爆笑で“新入り”を迎え入れました。新井がようやく『阪神の新井』になりました。
04年以来の開幕3連勝は、3打数3安打5打点の男がもたらしました。試合終了の瞬間、ヒーローは9度手をたたいてマウンドへ駆け寄りました。
新井劇場の幕開けは初回。無死一、三塁から高崎の2球目、内寄り直球を詰まりながらも先制打を右前に運びました。走っても金本併殺後、二塁に残り、続く今岡の二塁への内野安打で、迷わず本塁を陥れました。
新井貴浩内野手
「二死だったんで、いいスタートを切ろうと思った。(外野へ抜けなかったのは)全然分からなかった」
本塁へかえることしか頭になかったようです。
赤星と平野が重盗で築いた四回二死二、三塁でも左前へ2点適時打。
新井貴浩内野手
「赤星も食らいついて塁に出る。平野も必死につなぐ。そういう意識が伝わってくる。たまたま(走者を)かえしたのが僕だっただけ」
六回にもダメ押しの2点適時二塁打を右中間へ放ちました。
新井貴浩内野手
「ミーティングで点をとって中継ぎ陣を休ませようという話になった」
前日のヒーローインタビューで「中継ぎに負担をかけないように明日は大量点を取りたい」と宣言したのは金本。そのアニキから主役の座を奪いました。お立ち台で「金本選手の前で走者を徹底的にかえしましたね」と振られると、ひと呼吸置いて「ノーコメントでお願いします」と笑いを誘いました。
昨日の試合は、チームが見事に機動した試合でしたね。 こういう試合が何試合もできるようにやってほしいですね。
新井貴浩内野手
「初めまして、新井です。よろしくお願いします」
移籍初のお立ち台。超満員虎党が、大爆笑で“新入り”を迎え入れました。新井がようやく『阪神の新井』になりました。
04年以来の開幕3連勝は、3打数3安打5打点の男がもたらしました。試合終了の瞬間、ヒーローは9度手をたたいてマウンドへ駆け寄りました。
新井劇場の幕開けは初回。無死一、三塁から高崎の2球目、内寄り直球を詰まりながらも先制打を右前に運びました。走っても金本併殺後、二塁に残り、続く今岡の二塁への内野安打で、迷わず本塁を陥れました。
新井貴浩内野手
「二死だったんで、いいスタートを切ろうと思った。(外野へ抜けなかったのは)全然分からなかった」
本塁へかえることしか頭になかったようです。
赤星と平野が重盗で築いた四回二死二、三塁でも左前へ2点適時打。
新井貴浩内野手
「赤星も食らいついて塁に出る。平野も必死につなぐ。そういう意識が伝わってくる。たまたま(走者を)かえしたのが僕だっただけ」
六回にもダメ押しの2点適時二塁打を右中間へ放ちました。
新井貴浩内野手
「ミーティングで点をとって中継ぎ陣を休ませようという話になった」
前日のヒーローインタビューで「中継ぎに負担をかけないように明日は大量点を取りたい」と宣言したのは金本。そのアニキから主役の座を奪いました。お立ち台で「金本選手の前で走者を徹底的にかえしましたね」と振られると、ひと呼吸置いて「ノーコメントでお願いします」と笑いを誘いました。
昨日の試合は、チームが見事に機動した試合でしたね。 こういう試合が何試合もできるようにやってほしいですね。
安藤、初開幕投手で白星!
2008年3月29日 野球
勝者の顔に笑みはありませんでした。決して完ぺきだったわけではありません。5回を7安打2失点。苦しい投球でした。ですが昨年には見ることができなかった、粘りの投球ができたのは収穫のように思えました。開幕投手としての意地とプライドを白球に託し、安藤は右腕を振り続けました。
初回から力で押しました。先頭の石井を内の直球で一ゴロに仕留めると、仁志は真ん中低めのスライダーで見逃し三振。阪神に強い金城にも直球を多投し、最後は内のカットボールで一ゴロに斬って取りました。二回と四回に、甘く入った変化球を狙われて失点しましたが、真っすぐにはキレがあり力がありました。
安藤優也投手
「結果的に勝ち投手になれたことはよかったけど、最低限(5回)しか投げられなかったですから。情けないですね」
1点リードで迎えた五回を投げ切ったところで降板し、渡辺⇒久保田と続く猛虎鉄壁のリリーフ陣に後を託しました。点差からして「JFK」の登場は仕方ないようです。ですが、安藤の反省は尽きません。笑顔なき背景には、六回を投げ切れなかった後悔があるようです。
ですが、右太ももの張りで出遅れ、右肩痛で大半を棒に振った昨シーズンからすれば、復活に違いはありません。阪神では02年の井川(ヤンキース)以来、6年ぶりに初の開幕投手としての白星を挙げました。さらに右腕に限っての開幕投手白星は、90年の中西清起(投手コーチ)以来18年ぶりの快挙のようです。
安藤優也投手
「勝った喜びより、悔しい気持ちのほうが大きいです」
車に乗り込む最後まで、開幕投手に笑顔はなかったそうです。ですが、安藤が見せた103球の投球ショーは、完全復活へ向けた確かな1歩でもありました。
最初は、初の開幕投手で緊張していないように思っていたんですが、やっぱりスッといきませんでしたね。 次の登板ではこの登板を生かして無失点に抑えて後悔のないような投球をしてもらいたいです。
初回から力で押しました。先頭の石井を内の直球で一ゴロに仕留めると、仁志は真ん中低めのスライダーで見逃し三振。阪神に強い金城にも直球を多投し、最後は内のカットボールで一ゴロに斬って取りました。二回と四回に、甘く入った変化球を狙われて失点しましたが、真っすぐにはキレがあり力がありました。
安藤優也投手
「結果的に勝ち投手になれたことはよかったけど、最低限(5回)しか投げられなかったですから。情けないですね」
1点リードで迎えた五回を投げ切ったところで降板し、渡辺⇒久保田と続く猛虎鉄壁のリリーフ陣に後を託しました。点差からして「JFK」の登場は仕方ないようです。ですが、安藤の反省は尽きません。笑顔なき背景には、六回を投げ切れなかった後悔があるようです。
ですが、右太ももの張りで出遅れ、右肩痛で大半を棒に振った昨シーズンからすれば、復活に違いはありません。阪神では02年の井川(ヤンキース)以来、6年ぶりに初の開幕投手としての白星を挙げました。さらに右腕に限っての開幕投手白星は、90年の中西清起(投手コーチ)以来18年ぶりの快挙のようです。
安藤優也投手
「勝った喜びより、悔しい気持ちのほうが大きいです」
車に乗り込む最後まで、開幕投手に笑顔はなかったそうです。ですが、安藤が見せた103球の投球ショーは、完全復活へ向けた確かな1歩でもありました。
最初は、初の開幕投手で緊張していないように思っていたんですが、やっぱりスッといきませんでしたね。 次の登板ではこの登板を生かして無失点に抑えて後悔のないような投球をしてもらいたいです。
新井、甲子園初打ちで216スイング!
2008年1月24日 野球
新井貴浩内野手(30)が23日、甲子園の室内練習場で金本知憲外野手(39)とともに自主トレを公開。甲子園の施設で初めて汗を流し、新年の初打ちとなったマシン打撃では、甲子園仕様に長めにした33・75インチ(約85・73センチ)のバットで216スイングの特打を披露しました。またアニキからは打率・350、45本塁打、135打点の仰天指令も出されました。
保護者同伴ならぬ「アニキ同伴」で球場の駐車場に登場すると、2人は早速、報道陣の笑いを誘いました。まずはアニキが普段、駐車する専用スペースに新井を誘導。新井が苦笑いを浮かべつつ駐車して、トランクの荷物を取り出していると、そこにアニキです。新井のバッグを手に持ち、ロッカールームへ進みました。後を追う新井の姿に笑いをこらえつつ、アニキがここで一言。「普通、先輩に持たす?」。“笑撃”の登場となりました。
室内練習場に入っても、アニキの攻撃は続きました。マシン打撃を終えたばかりの新井に「先輩、キャッチボールお願いします」。新井の悪送球にはジャンプして捕球を試み、着地と同時に芝に寝転がって「うわ、痛ッ」と左ひざをかばうしぐさを見せました。周囲もヒヤリ?の一幕に、新井も思わず噴き出してしまいました。
金本知憲外野手
「今年の新井は活躍すると思うで。3割5分、45本、135打点はいく。あくまでオレの予想やけどな」
最後は痛烈な「3冠指令」で“金本劇場”が完成しました。ですが新井も、黙ったままでは終わりません。
新井貴浩内野手
「そういえば金本さんは自分で『4割、56本を狙う』といってましたよ」
と衝撃の?告白。大報道陣を前に、大満足の笑顔でした。
もちろん全日本の4番は、やるときはやります。例年より1週間遅いマシン打撃の打ち始めでは「甲子園使用」として従来の約85・1センチのバットから、マイナーチェンジした約85・73センチの新バットを手に計216スイング。次第に熱を帯びた打撃は、五輪予選さながらの雰囲気のままに、右へ左へ強烈なライナーを連発しました。デモンストレーションには十分過ぎる打球音が、室内に響き渡りました。
新井貴浩内野手
「金本さんにも『お前はすぐに飛ばし過ぎるから、飛ばし過ぎるな』と言われた。僕も1、2年目の選手じゃない。周りのペースに惑わされず、自分のペースでやっていきたい」
移籍初年度のキャンプは1週間後に迫りました。間もなく「虎の新井」として、本格的なスタートを切ることになります。
保護者同伴ならぬ「アニキ同伴」で球場の駐車場に登場すると、2人は早速、報道陣の笑いを誘いました。まずはアニキが普段、駐車する専用スペースに新井を誘導。新井が苦笑いを浮かべつつ駐車して、トランクの荷物を取り出していると、そこにアニキです。新井のバッグを手に持ち、ロッカールームへ進みました。後を追う新井の姿に笑いをこらえつつ、アニキがここで一言。「普通、先輩に持たす?」。“笑撃”の登場となりました。
室内練習場に入っても、アニキの攻撃は続きました。マシン打撃を終えたばかりの新井に「先輩、キャッチボールお願いします」。新井の悪送球にはジャンプして捕球を試み、着地と同時に芝に寝転がって「うわ、痛ッ」と左ひざをかばうしぐさを見せました。周囲もヒヤリ?の一幕に、新井も思わず噴き出してしまいました。
金本知憲外野手
「今年の新井は活躍すると思うで。3割5分、45本、135打点はいく。あくまでオレの予想やけどな」
最後は痛烈な「3冠指令」で“金本劇場”が完成しました。ですが新井も、黙ったままでは終わりません。
新井貴浩内野手
「そういえば金本さんは自分で『4割、56本を狙う』といってましたよ」
と衝撃の?告白。大報道陣を前に、大満足の笑顔でした。
もちろん全日本の4番は、やるときはやります。例年より1週間遅いマシン打撃の打ち始めでは「甲子園使用」として従来の約85・1センチのバットから、マイナーチェンジした約85・73センチの新バットを手に計216スイング。次第に熱を帯びた打撃は、五輪予選さながらの雰囲気のままに、右へ左へ強烈なライナーを連発しました。デモンストレーションには十分過ぎる打球音が、室内に響き渡りました。
新井貴浩内野手
「金本さんにも『お前はすぐに飛ばし過ぎるから、飛ばし過ぎるな』と言われた。僕も1、2年目の選手じゃない。周りのペースに惑わされず、自分のペースでやっていきたい」
移籍初年度のキャンプは1週間後に迫りました。間もなく「虎の新井」として、本格的なスタートを切ることになります。
アニキが若返る、夢のマシンが今夏完成!
2008年1月23日 野球
金本知憲外野手(39)が22日、京都市内で催された健康フォーラムにパネリストとして参加。同じく壇上に立った抗加齢の権威・京都府立医大の吉川敏一教授(60)は、アニキの肉体をさらに若返らせる国内初となるスーパーマシンを開発中であることを明かしました。詳細については「まだ秘密」というマシンを今年夏までに完成させ、鉄人を超鉄人に進化させる夢のプランが進行中のようです。
鉄人をサポートするアンチエイジング(抗加齢)のプロジェクトチーム(ファイテン社主催)。その“座長”を務める吉川教授の口から超鉄人化の秘策が飛び出しました。アニキ自身「想像がつかん」という宇宙レベル?のマシンを考案中の同教授。
吉川敏一教授
「訓練次第で年齢に反して伸びないものはない。秘策がある。まだ言えないけど…夏までに、マシンみたいなものを考えている」
同チームは06年6月から約1年半、計7回の血液検査を行い鉄人の基礎データを収集してきました。そのデータを基に、成長ホルモンの低下を防ぐサプリメント摂取の必要性を説き、アニキもこれを忠実に実行。抗酸化サプリメント・アスタキサンチンの摂取を継続した成果は目に見えて出てきました。
昨年12月に採血した検査結果で、成長ホルモンの数値はこれまでにない伸びを見せました。この日フォーラム後に検査した動体視力も、昨年の数値を上回っていたことが判明しました。
吉川敏一教授
「年齢とともに落ちるものを抑えるというより、年齢に反して上げようと思っている」
という同教授の研究は、ついに究極のマシン発明にまで行き着いたようです。
超鉄人化マシンが完成すれば、吉川教授が唱える「50歳現役」がいよいよ真実味を帯びてきます。
鉄人をサポートするアンチエイジング(抗加齢)のプロジェクトチーム(ファイテン社主催)。その“座長”を務める吉川教授の口から超鉄人化の秘策が飛び出しました。アニキ自身「想像がつかん」という宇宙レベル?のマシンを考案中の同教授。
吉川敏一教授
「訓練次第で年齢に反して伸びないものはない。秘策がある。まだ言えないけど…夏までに、マシンみたいなものを考えている」
同チームは06年6月から約1年半、計7回の血液検査を行い鉄人の基礎データを収集してきました。そのデータを基に、成長ホルモンの低下を防ぐサプリメント摂取の必要性を説き、アニキもこれを忠実に実行。抗酸化サプリメント・アスタキサンチンの摂取を継続した成果は目に見えて出てきました。
昨年12月に採血した検査結果で、成長ホルモンの数値はこれまでにない伸びを見せました。この日フォーラム後に検査した動体視力も、昨年の数値を上回っていたことが判明しました。
吉川敏一教授
「年齢とともに落ちるものを抑えるというより、年齢に反して上げようと思っている」
という同教授の研究は、ついに究極のマシン発明にまで行き着いたようです。
超鉄人化マシンが完成すれば、吉川教授が唱える「50歳現役」がいよいよ真実味を帯びてきます。
桧山、40代まで現役宣言!
2008年1月18日 野球
桧山進次郎外野手(38)が17日、グアムでの自主トレを公開し、40代までの現役続行を“公約”に掲げました。今年で39歳を迎える猛虎生え抜き最年長は、30代をユニホーム姿で駆け抜けられる幸せをかみしめたうえで、危機感を持って今季に臨み「新たな40代の扉を開けたい」と宣言。午後には恒例のグアム日本人学校を訪問し、子供たちにも「引退は数年後です!!」と、来年も現役選手として再訪することを約束しました。
虎党に愛され、猛虎一筋17年目の今年、いよいよ39歳を迎えます。そして今年もタテジマ!
桧山進次郎外野手
「30代の10年間を、ずっと野球に打ち込めることになったんだから、幸せなことですよ。今年、いい30代の終わり方をして、新たな40代の扉を開けたい」
思い描く理想像は40代までユニホームを着ることと宣言。脱ぐ時も絶対に40代。「それが一番。まだまだ年上もいっぱいいるからね(笑)」。
個人トレーナーの仲田健氏は、桧山の現状について「意図的ではありませんが、例年より早めに仕上がってます」と話しました。走れることを己のバロメーターにする桧山は「充実してますね」とまた笑顔。
ですが、ここ2年は打率1割台に低迷するなど、聖地の大歓声に応え切れませんでした。シーズン後には球団から大幅減俸を提示されました。桧山も、野球人生で最も辛い時期ととらえているようです。
桧山進次郎外野手
「厳しいプロの世界は結果が問われるわけで、危機感を持ってやりますよ」
40代プレーヤーの夢をかなえるためにも、今季が勝負と理解しているようです。
でも、泣いた分だけ、乗り越えた後で笑える-と信じています。
桧山進次郎外野手
「どんな選手にも(苦境が)あることだからね。20代で来る人もいるし、素直に受け入れていますよ」
午後には、一緒にグアム自主トレを行う浅井とともに、今年で5回目となる「グアム日本人学校」を訪問しました。ここでも子供たちに約束しました。
桧山進次郎外野手
「いつかは辞める時がくるけど、でもそれは数年後です。長く現役を続けたい。こうして毎年、ここに来られるのは現役で頑張ってるからだなと思います。桧山選手、来年も来るからな」
終了後には、この発言がリップサービスであることも否定しました。
再び自主トレに戻ると夕暮れでした。「ちょっと、打っとくわ」。グアムの日が沈むまで、バットを振った桧山がいました。
虎党に愛され、猛虎一筋17年目の今年、いよいよ39歳を迎えます。そして今年もタテジマ!
桧山進次郎外野手
「30代の10年間を、ずっと野球に打ち込めることになったんだから、幸せなことですよ。今年、いい30代の終わり方をして、新たな40代の扉を開けたい」
思い描く理想像は40代までユニホームを着ることと宣言。脱ぐ時も絶対に40代。「それが一番。まだまだ年上もいっぱいいるからね(笑)」。
個人トレーナーの仲田健氏は、桧山の現状について「意図的ではありませんが、例年より早めに仕上がってます」と話しました。走れることを己のバロメーターにする桧山は「充実してますね」とまた笑顔。
ですが、ここ2年は打率1割台に低迷するなど、聖地の大歓声に応え切れませんでした。シーズン後には球団から大幅減俸を提示されました。桧山も、野球人生で最も辛い時期ととらえているようです。
桧山進次郎外野手
「厳しいプロの世界は結果が問われるわけで、危機感を持ってやりますよ」
40代プレーヤーの夢をかなえるためにも、今季が勝負と理解しているようです。
でも、泣いた分だけ、乗り越えた後で笑える-と信じています。
桧山進次郎外野手
「どんな選手にも(苦境が)あることだからね。20代で来る人もいるし、素直に受け入れていますよ」
午後には、一緒にグアム自主トレを行う浅井とともに、今年で5回目となる「グアム日本人学校」を訪問しました。ここでも子供たちに約束しました。
桧山進次郎外野手
「いつかは辞める時がくるけど、でもそれは数年後です。長く現役を続けたい。こうして毎年、ここに来られるのは現役で頑張ってるからだなと思います。桧山選手、来年も来るからな」
終了後には、この発言がリップサービスであることも否定しました。
再び自主トレに戻ると夕暮れでした。「ちょっと、打っとくわ」。グアムの日が沈むまで、バットを振った桧山がいました。
アニキ、驚異の回復力!
2008年1月17日 野球
左ひざ手術から復活を目指す金本知憲外野手(39)が16日、護摩行を終え鹿児島から帰広、広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」でウエートを再開しました。同ジムの門下生でもある庄田、狩野の打撃指導をするうちに熱が入り、予定を大幅に繰り上げて自らも08年の初打ちを行いました。その感触の良さに思わず笑みを見せたアニキの復活ロードは明るくなってきました。
「初打ちになってしまったな…」
照れ笑いの下に、こみ上げる喜び。アニキの練習拠点「アスリート」に入門し、筋力強化に励む庄田、狩野が同ジムのスイング室でティー打撃に励んでいました。「打撃、見てやったら?」。若虎に気を利かせたジム代表にうなずいたアニキは、打撃音が響き渡る隣室へ足を運び、2人の傍らに腰を下ろしました。偉大な先輩のオーラにバットを握る庄田の顔が緊張で硬直していきます。
「肩が突っ込みすぎてるな」
庄田に近づき両肩に手をやると、その口調は次第に熱を帯びました。
「貸してみ」
庄田からバットを取り上げ、アニキが鏡の前でスイングを開始しました。
「放ってみ」
狩野が上げた白球にゆっくりと右足を上げました。左ひざ半月板の部分切除手術から90日目。アニキはついにバットを手に取り、スイングし、そして打ちました。お手本で示した計19スイングは、本人も予想外の08年打ち初めとなりました。
金本知憲外野手
「たまたまああいう形になったけど、思ったより振れたな。想像以上でびっくりしたよ。感触は悪くなかったね」
偶然の産物にしては上出来。笑顔がそう語っていました。1月後半からスタートする米国ロサンゼルスの単独キャンプで解禁予定だった打撃の繰り上げ敢行。
リハビリで広島に同行した石原チーフトレーナー補佐
「打撃で曲げる(左ひざの)角度なら全く問題ない。(ひざに)相当重い負荷をかけてトレーニングしてますから」
と、スイングを続けるアニキを黙って見守りました。
14日から非公開で2日間こもった鹿児島最福寺での護摩行。新井とは対照的に顔にやけどひとつ負わず荒行をこなしました。「10年もやっていれば、気で炎を押せるようになる」。何事もなかったように、この日トレーニングを再開しました。
予定になかったメニューに確かな手応えを感じ帰途に就きました。復活ロードに差し込んだ一筋の光…アニキの表情がパッと明るくなりました。
「初打ちになってしまったな…」
照れ笑いの下に、こみ上げる喜び。アニキの練習拠点「アスリート」に入門し、筋力強化に励む庄田、狩野が同ジムのスイング室でティー打撃に励んでいました。「打撃、見てやったら?」。若虎に気を利かせたジム代表にうなずいたアニキは、打撃音が響き渡る隣室へ足を運び、2人の傍らに腰を下ろしました。偉大な先輩のオーラにバットを握る庄田の顔が緊張で硬直していきます。
「肩が突っ込みすぎてるな」
庄田に近づき両肩に手をやると、その口調は次第に熱を帯びました。
「貸してみ」
庄田からバットを取り上げ、アニキが鏡の前でスイングを開始しました。
「放ってみ」
狩野が上げた白球にゆっくりと右足を上げました。左ひざ半月板の部分切除手術から90日目。アニキはついにバットを手に取り、スイングし、そして打ちました。お手本で示した計19スイングは、本人も予想外の08年打ち初めとなりました。
金本知憲外野手
「たまたまああいう形になったけど、思ったより振れたな。想像以上でびっくりしたよ。感触は悪くなかったね」
偶然の産物にしては上出来。笑顔がそう語っていました。1月後半からスタートする米国ロサンゼルスの単独キャンプで解禁予定だった打撃の繰り上げ敢行。
リハビリで広島に同行した石原チーフトレーナー補佐
「打撃で曲げる(左ひざの)角度なら全く問題ない。(ひざに)相当重い負荷をかけてトレーニングしてますから」
と、スイングを続けるアニキを黙って見守りました。
14日から非公開で2日間こもった鹿児島最福寺での護摩行。新井とは対照的に顔にやけどひとつ負わず荒行をこなしました。「10年もやっていれば、気で炎を押せるようになる」。何事もなかったように、この日トレーニングを再開しました。
予定になかったメニューに確かな手応えを感じ帰途に就きました。復活ロードに差し込んだ一筋の光…アニキの表情がパッと明るくなりました。
桜井、08年のテーマは「トリプルライト」!
2008年1月16日 野球 コメント (2)
桜井広大外野手(24)が15日、右方向への本塁打の増産、右投手の攻略、右翼のレギュラー奪取を08年のテーマに掲げました。甲子園室内でマシン打撃、キャッチボール、ダッシュ、上半身のウエートと精力的に体力作り。自ら掲げたテーマを全うすべく、目前に迫ったキャンプへの準備を進めました。
まずは右方向への本塁打の増産。昨季は9本のアーチを記録しましたが、右翼への本塁打はゼロでした。ライトからレフト方向へ強い浜風が吹く、甲子園を本拠地にするハンディはありますが、あえて挑戦する心を忘れません。
桜井広大外野手
「狙っていったら打撃が崩れますけど、強い打球を打って、その延長がホームランになってくれればいい」
とボールを強く“しばく”ことでサク越えを増加させる考えのようです。
次は右投手の攻略。昨季は対左・345、対右・250と数字上では右腕を苦手とする結果が出ました。ただ、左投手のときの起用が多かった事実もあり、本人には右への苦手意識はないそうです。
桜井広大外野手
「本当は右の方が好き。野球を始めてから、右と対戦することが多かったのは当たり前だし。プロに入るまでは右のサイドスローというのは、あまりなかったけど嫌な感じはない」
昨季は巨人の下手投げ右腕・会田から本塁打を放つなど、9本塁打はすべて右投手からというデータも心強いです。
右方向への本塁打が増え、右投手との対戦打率が上昇すれば、おのずと付いてくるものが、右翼のレギュラーということになります。新外国人・フォードの加入、林の故障からの復帰、ベテラン・桧山の巻き返しとライバルは多いですが負けるつもりはありません。「オープン戦の初戦が開幕やというくらいにアピールしていく」と、やる気満々。
07年の活躍がフロックでないことを証明するためには、結果を残すしかありません。本物のスターへとのし上がるためにはやるしかありません。右・右・右-。3つのテーマを克服したとき、桜井の新境地が見えてくるはずです。
まずは右方向への本塁打の増産。昨季は9本のアーチを記録しましたが、右翼への本塁打はゼロでした。ライトからレフト方向へ強い浜風が吹く、甲子園を本拠地にするハンディはありますが、あえて挑戦する心を忘れません。
桜井広大外野手
「狙っていったら打撃が崩れますけど、強い打球を打って、その延長がホームランになってくれればいい」
とボールを強く“しばく”ことでサク越えを増加させる考えのようです。
次は右投手の攻略。昨季は対左・345、対右・250と数字上では右腕を苦手とする結果が出ました。ただ、左投手のときの起用が多かった事実もあり、本人には右への苦手意識はないそうです。
桜井広大外野手
「本当は右の方が好き。野球を始めてから、右と対戦することが多かったのは当たり前だし。プロに入るまでは右のサイドスローというのは、あまりなかったけど嫌な感じはない」
昨季は巨人の下手投げ右腕・会田から本塁打を放つなど、9本塁打はすべて右投手からというデータも心強いです。
右方向への本塁打が増え、右投手との対戦打率が上昇すれば、おのずと付いてくるものが、右翼のレギュラーということになります。新外国人・フォードの加入、林の故障からの復帰、ベテラン・桧山の巻き返しとライバルは多いですが負けるつもりはありません。「オープン戦の初戦が開幕やというくらいにアピールしていく」と、やる気満々。
07年の活躍がフロックでないことを証明するためには、結果を残すしかありません。本物のスターへとのし上がるためにはやるしかありません。右・右・右-。3つのテーマを克服したとき、桜井の新境地が見えてくるはずです。
新井、3冠王へ向けての命懸けの「護摩行」敢行!
2008年1月14日 野球
新井貴浩内野手(30)が13日、鹿児島市の「最福寺」で「護摩行」に挑みました。阪神での活躍を誓う新井に対し、池口恵観法主(71)は「3冠王」を祈願して、昨年以上の「気」を送り込んだセ氏500度近い強力な炎による修行を課しました。また、シーズン中も時間を作って新井と会い、気を注入していく考えのようです。新井は15日まで滞在し、14日からは金本知憲外野手(39)も足を運び、同じく「3冠王仕様」の決死の修行を行います。
新井貴浩内野手
「気持ちを強く持ってました。負けまいと思って、やってるんですけど、何も考えられないです。とにかく、気持ちを強く持って、1年間がんばりたい」
約1時間30分の護摩行を終えると、顔やヒザがやけどで真っ赤に染まっていました。無心で声を振り絞り、ひたすら「不動真言」を唱えて熱波に耐えました。昨年に続き、4度目となる新井ですが「今までで一番(熱が)強かった」と振り返ったのは、「3冠王仕様」の強い炎だったからです。池口法主は狙いをこう明かしました。
池口恵観法主
「燃やす量もそうですけど『気』の力を強くした。火を強くするときに風を入れることがありますが、『気』を入れれば強くなる。(新井に)今までで最高の数字を出してほしいし3冠王をね。(金本と)どっちかが3冠王を取ってくれれば」
燃やす護摩木を、通常の倍の3000枚以上に増やしただけでなく、「3冠王」を祈って強い気を炎に送り込みました。それは、新井にも伝わっていたようです。さらに気の注入は3日間の修行中だけで終わりません。
池口恵観法主
「時間を合わせて気を入れていきたい。これから3年間は、この人にかけようと思う。金本と2人をきっちりやりたい」
と、シーズン中のサポートも約束しました。
14日には金本も最福寺に来て、共に護摩行に挑むことになります。
池口恵観法主
「今日が300度なら、400度、500度というように強くなっていく。気持ちを入れないと気絶する」
と激しい修行を予告しましたが、ひるむことはなさそうです。
新井貴浩内野手
「常に向上心を持ってやっていかないと。一番いい年になるようにがんばります」
逃げずに立ち向かう。炎と闘い、養われる強じんな精神力が、優勝を目指す猛虎の力となります。
新井もアニキと一緒に護摩行をやっていたんですね。 だから、全日本で見せてくれた強靭な精神力があるんですね。 その力をシーズン・北京で発揮してほしいですね。
新井貴浩内野手
「気持ちを強く持ってました。負けまいと思って、やってるんですけど、何も考えられないです。とにかく、気持ちを強く持って、1年間がんばりたい」
約1時間30分の護摩行を終えると、顔やヒザがやけどで真っ赤に染まっていました。無心で声を振り絞り、ひたすら「不動真言」を唱えて熱波に耐えました。昨年に続き、4度目となる新井ですが「今までで一番(熱が)強かった」と振り返ったのは、「3冠王仕様」の強い炎だったからです。池口法主は狙いをこう明かしました。
池口恵観法主
「燃やす量もそうですけど『気』の力を強くした。火を強くするときに風を入れることがありますが、『気』を入れれば強くなる。(新井に)今までで最高の数字を出してほしいし3冠王をね。(金本と)どっちかが3冠王を取ってくれれば」
燃やす護摩木を、通常の倍の3000枚以上に増やしただけでなく、「3冠王」を祈って強い気を炎に送り込みました。それは、新井にも伝わっていたようです。さらに気の注入は3日間の修行中だけで終わりません。
池口恵観法主
「時間を合わせて気を入れていきたい。これから3年間は、この人にかけようと思う。金本と2人をきっちりやりたい」
と、シーズン中のサポートも約束しました。
14日には金本も最福寺に来て、共に護摩行に挑むことになります。
池口恵観法主
「今日が300度なら、400度、500度というように強くなっていく。気持ちを入れないと気絶する」
と激しい修行を予告しましたが、ひるむことはなさそうです。
新井貴浩内野手
「常に向上心を持ってやっていかないと。一番いい年になるようにがんばります」
逃げずに立ち向かう。炎と闘い、養われる強じんな精神力が、優勝を目指す猛虎の力となります。
新井もアニキと一緒に護摩行をやっていたんですね。 だから、全日本で見せてくれた強靭な精神力があるんですね。 その力をシーズン・北京で発揮してほしいですね。
林、GW明け復帰を宣言!
2008年1月13日 野球
昨年12月に米国で右肩の手術を受けた林威助外野手(28)が12日、母国の台湾で患部のギプスを外し、関西空港着の航空機で再来日しました。グラウンドに復帰するまで6カ月と診断されていますが「それより早く戻りたい」と早期復帰を宣言。昨年以上の成績を残すことを心に誓いました。
林威助外野手
「単純計算でいえば、先生から言われた(グラウンド復帰予定は)6カ月後ということになるが、僕はそれより早く戻るつもりです」
12月14日に米国で手術を受け、ドクターから全治を聞かされました。制限なく練習可能となるのが4月上旬。そして試合復帰予定は6月中旬以降。だが「リハビリのやり方次第で早く戻れるそうなので」と、5月中の復帰を目指し、自分を徹底的に追い込んで元の体を取り戻すつもりのようです。
昨季は1軍に定着し、自己最多の115試合出場。打率・292、15本塁打の成績を残しました。「右肩肩峰下滑液胞炎」で8月に戦列を離れ、終盤に復帰するも完治には至らず、渡米して手術しました。その後、現地でのリハビリを経て、直接、台湾へ。この日、台湾で1カ月ぶりにギプスを外し、本格的なリハビリを始められる状態になったことで、日本へ戻ってきました。
林威助外野手
「去年はプロに入って一番、いいシーズンだった。途中で故障したがいろいろと成長できた。今年はケガをきちんと治して、去年以上の成績を残したい」
フォードの加入などで右翼のポジション争いは激化の一途をたどりますが、負けるつもりはないでしょう。台湾代表としての北京五輪出場にも「3月の最終予選の結果もあるが、出たい気持ちはある」と意欲的。故障を乗り越え、林が新境地へと突き進みます。
林威助外野手
「単純計算でいえば、先生から言われた(グラウンド復帰予定は)6カ月後ということになるが、僕はそれより早く戻るつもりです」
12月14日に米国で手術を受け、ドクターから全治を聞かされました。制限なく練習可能となるのが4月上旬。そして試合復帰予定は6月中旬以降。だが「リハビリのやり方次第で早く戻れるそうなので」と、5月中の復帰を目指し、自分を徹底的に追い込んで元の体を取り戻すつもりのようです。
昨季は1軍に定着し、自己最多の115試合出場。打率・292、15本塁打の成績を残しました。「右肩肩峰下滑液胞炎」で8月に戦列を離れ、終盤に復帰するも完治には至らず、渡米して手術しました。その後、現地でのリハビリを経て、直接、台湾へ。この日、台湾で1カ月ぶりにギプスを外し、本格的なリハビリを始められる状態になったことで、日本へ戻ってきました。
林威助外野手
「去年はプロに入って一番、いいシーズンだった。途中で故障したがいろいろと成長できた。今年はケガをきちんと治して、去年以上の成績を残したい」
フォードの加入などで右翼のポジション争いは激化の一途をたどりますが、負けるつもりはないでしょう。台湾代表としての北京五輪出場にも「3月の最終予選の結果もあるが、出たい気持ちはある」と意欲的。故障を乗り越え、林が新境地へと突き進みます。
下柳、「極真トレ」で不屈の心を取得!
2008年1月11日 野球
奄美大島で自主トレを行っている下柳剛投手(39)が10日、鹿児島・奄美総合運動公園で、極真空手の元世界王者で新極真会代表の緑健児氏(45)の門下生たちと合同自主トレを行いました。
下柳剛投手
「この子らスゴいわ。絶対に『しんどい』って言わん。しんどくないはずがないのに…」
少年拳士たちの強じんな精神力に、ベテラン左腕が思わず感嘆の声を上げました。
腹の前で両拳を引き絞る少年たち。高校生、中学生、中には小学生もいたようです。下柳が日々こなす陸上短距離選手向けの超ハードメニュー。発達途上のその体に、このメニューはあまりにも酷だろう…。下柳は、そう思っていました。
ところが、誰ひとりとして音を上げません。ハードルを使った連続ジャンプ、坂道ダッシュ、重りを引きずりながらの短距離ダッシュ…。「大丈夫か?休んでいいぞ」。左腕の気遣いに甘えることなく、全員がメニューをこなし切りました。
下柳は9日夜に、親交があった緑氏と会食。下柳が取り組む下半身強化メニューが、空手のけり技の鍛錬に通じるという話になり、この合同自主トレが実現したそうです。
縁健児氏
「厳しいトレーニングに触れて、みんないい経験になったと思います」
参加者最年長で、全世界空手道選手権にも出場した渡辺大士さん(28)は「下柳さんの力強さはすごかった。いい勉強になりました」と充実の笑みを浮かべていました。
「俺もいい勉強になったよ」。体力を支配する気力の大切さを改めて知りました。どんなに苦しくても、あきらめない心。何より大切な原点を、拳士たちが教えてくれました。
下柳剛投手
「この子らスゴいわ。絶対に『しんどい』って言わん。しんどくないはずがないのに…」
少年拳士たちの強じんな精神力に、ベテラン左腕が思わず感嘆の声を上げました。
腹の前で両拳を引き絞る少年たち。高校生、中学生、中には小学生もいたようです。下柳が日々こなす陸上短距離選手向けの超ハードメニュー。発達途上のその体に、このメニューはあまりにも酷だろう…。下柳は、そう思っていました。
ところが、誰ひとりとして音を上げません。ハードルを使った連続ジャンプ、坂道ダッシュ、重りを引きずりながらの短距離ダッシュ…。「大丈夫か?休んでいいぞ」。左腕の気遣いに甘えることなく、全員がメニューをこなし切りました。
下柳は9日夜に、親交があった緑氏と会食。下柳が取り組む下半身強化メニューが、空手のけり技の鍛錬に通じるという話になり、この合同自主トレが実現したそうです。
縁健児氏
「厳しいトレーニングに触れて、みんないい経験になったと思います」
参加者最年長で、全世界空手道選手権にも出場した渡辺大士さん(28)は「下柳さんの力強さはすごかった。いい勉強になりました」と充実の笑みを浮かべていました。
「俺もいい勉強になったよ」。体力を支配する気力の大切さを改めて知りました。どんなに苦しくても、あきらめない心。何より大切な原点を、拳士たちが教えてくれました。
巽詣で虎スカウトが1番乗り!
2008年1月10日 野球
今秋のドラフト1巡目候補の近大・巽真悟投手(3年)が9日、奈良県生駒市内の同大学グラウンドで08年の練習をスタートしました。阪神は佐野西日本統括スカウト、畑山スカウト、山本スカウトの3人が視察。練習開始時間の午前9時前に訪れ、他球団に先駆けて新年のあいさつを行ったそうです。関西ナンバーワンのノーヒット・ノーラン男に、今後も誠意を持って熱視線を送り続けるようです。
巽は細身ながら150キロに迫る速球を武器に、打者を力でねじ伏せるタイプの右腕。昨春のリーグ戦では無安打無得点試合や、23奪三振のリーグ記録を更新するなど、3年時にして圧巻の投球でスカウトの視線をクギ付けにしました。始動初日となったこの日は、メンバーとともに走り込みも兼ねた必勝祈願に出掛け、その後はキャッチボールなどを入念にこなしました。
担当として1年間、視察を続けていくことになる畑山スカウトはこう言いました。
畑山スカウト
「当然1位候補に入ってくるのは間違いない。十分、即戦力になれる投手ですよ」
と評価しています。希少な「先発完投型右腕」であり関西出身の投手だけに、阪神としては是が非でも獲得したい逸材です。
あこがれのプロ入りを前に、巽は目前の戦いに集中しています。目指すは最速149キロの球速アップと、チームの全国大会出場。
巽真悟投手
「まずは150キロ出すこと。僕の投げる試合は、全部勝つつもりで投げたい」
阪神は1年間かけて、地元の逸材をマークするようです。巽は関西No.1の称号を胸に、“虎の恋人”としての進化を続けます。
阪神は、ずっと前から巽を狙っていましたからね。 今後の活躍が非常に楽しみな投手です。
巽は細身ながら150キロに迫る速球を武器に、打者を力でねじ伏せるタイプの右腕。昨春のリーグ戦では無安打無得点試合や、23奪三振のリーグ記録を更新するなど、3年時にして圧巻の投球でスカウトの視線をクギ付けにしました。始動初日となったこの日は、メンバーとともに走り込みも兼ねた必勝祈願に出掛け、その後はキャッチボールなどを入念にこなしました。
担当として1年間、視察を続けていくことになる畑山スカウトはこう言いました。
畑山スカウト
「当然1位候補に入ってくるのは間違いない。十分、即戦力になれる投手ですよ」
と評価しています。希少な「先発完投型右腕」であり関西出身の投手だけに、阪神としては是が非でも獲得したい逸材です。
あこがれのプロ入りを前に、巽は目前の戦いに集中しています。目指すは最速149キロの球速アップと、チームの全国大会出場。
巽真悟投手
「まずは150キロ出すこと。僕の投げる試合は、全部勝つつもりで投げたい」
阪神は1年間かけて、地元の逸材をマークするようです。巽は関西No.1の称号を胸に、“虎の恋人”としての進化を続けます。
阪神は、ずっと前から巽を狙っていましたからね。 今後の活躍が非常に楽しみな投手です。
矢野、五輪予選の刺激で打撃開眼!
2008年1月7日 野球 コメント (2)
矢野輝弘捕手(39)が5日、甲子園室内で自主トレを開始し、08年のスタートを切りました。12月に40歳を迎えますが、年始の練習からマシン打撃を行うなど、打撃面でのさらなる進化を宣言。“不惑の開眼”を誓いました。
迷わずバットを握り、マシンが繰り出すボールをはじき返しました。スイングはシーズン中と遜色(そんしょく)ない鋭さをキープしていました。
矢野輝弘捕手
「12月にずっと打ってきたのは、プロに入ってから初めて。何か、こうやっていけば08年のキャンプにうまく入っていけるかなというのがある。自分の中で手応えというか、いい状態できてるのが分かる」
つかみかけたものを体に染み込ませるため、手を休めるわけにはいきませんでした。
つかみかけている「何か」は、台湾から持ち帰ってきたようです。昨年12月に行われた北京五輪アジア予選で、矢野は積極的に球界トップクラスの打者と打撃論を交わしたそうです。年齢的には年下ばかりでしたが「自分よりいい打者ばかりやから」と謙虚に技術や感覚を盗もうと試みたそうです。その結果、自身に起きた化学反応を感じ取ったようです。
特に参考にしたのは同じ右打者のヤクルト・宮本、中日・和田だったようです。
矢野輝弘捕手
「宮本の打撃は理想。確実にバットに当ててくる、キャッチャーとしても嫌な打者やね。タイプは自分に似ていると思うし」
台湾で得た収穫をタネに、日本でさらなる大きな実を得るため“五輪打法”の栽培期間に入りました。
矢野クラスのベテランが、この時期にバットを振ることは異例ですが、本人にそんな意識はないようです。昨季は打率・236と悩みに悩んだだけに、練習への欲求もふつふつとわき上がっていたそうです。
矢野輝弘捕手
「台湾から帰ってきてから、もう自分の中では今シーズンは始まってる。年末年始もトレーニングはしてきたし」
不惑を迎える虎の正捕手が、最高のモチベーションで08年のスタートを切りました。
去年の矢野は、チームの打撃不調を思わせるかのような成績でしたからね。 北京五輪予選もあって大変でしょうけど、今年の虎を引っ張っていってほしいですね。
迷わずバットを握り、マシンが繰り出すボールをはじき返しました。スイングはシーズン中と遜色(そんしょく)ない鋭さをキープしていました。
矢野輝弘捕手
「12月にずっと打ってきたのは、プロに入ってから初めて。何か、こうやっていけば08年のキャンプにうまく入っていけるかなというのがある。自分の中で手応えというか、いい状態できてるのが分かる」
つかみかけたものを体に染み込ませるため、手を休めるわけにはいきませんでした。
つかみかけている「何か」は、台湾から持ち帰ってきたようです。昨年12月に行われた北京五輪アジア予選で、矢野は積極的に球界トップクラスの打者と打撃論を交わしたそうです。年齢的には年下ばかりでしたが「自分よりいい打者ばかりやから」と謙虚に技術や感覚を盗もうと試みたそうです。その結果、自身に起きた化学反応を感じ取ったようです。
特に参考にしたのは同じ右打者のヤクルト・宮本、中日・和田だったようです。
矢野輝弘捕手
「宮本の打撃は理想。確実にバットに当ててくる、キャッチャーとしても嫌な打者やね。タイプは自分に似ていると思うし」
台湾で得た収穫をタネに、日本でさらなる大きな実を得るため“五輪打法”の栽培期間に入りました。
矢野クラスのベテランが、この時期にバットを振ることは異例ですが、本人にそんな意識はないようです。昨季は打率・236と悩みに悩んだだけに、練習への欲求もふつふつとわき上がっていたそうです。
矢野輝弘捕手
「台湾から帰ってきてから、もう自分の中では今シーズンは始まってる。年末年始もトレーニングはしてきたし」
不惑を迎える虎の正捕手が、最高のモチベーションで08年のスタートを切りました。
去年の矢野は、チームの打撃不調を思わせるかのような成績でしたからね。 北京五輪予選もあって大変でしょうけど、今年の虎を引っ張っていってほしいですね。
清原、「ピーナッツコロッケ」を甲子園名物に!
2008年1月4日 野球
高校生ドラフト4巡目ルーキーの清原大貴投手(18)=常総学院=が3日、茨城県龍ケ崎市で新人イヤーを始動しました。中学時代に所属した「竜ヶ崎シニア」のOB戦に登板し、2回パーフェクトで“投げ初め”を完了しました。プロ入り後の目標は当然、キヨハラの名のごとくビッグになること。1軍で活躍し、故郷の町おこし名物「ピーナッツコロッケ」を甲子園名物として全国に売り込む恩返しを誓いました。
清原が08年の始動に選んだのは、中学時代に所属した「竜ヶ崎シニア」が茨城県龍ケ崎市内で行った新年OB戦でした。
清原大貴投手
「年明けもトレーニングはしてましたが、野球らしいことをやったのは今日が初めてですね」
25歳以上と、以下のチームに分かれて行われたOB戦の“実戦マウンド”で、2回を打者6人、3三振を奪うパーフェクト投球で、縁起よく“投げ初め”を完了しました。
清原大貴投手
「直球だけでなく、変化球も全部投げました。スライダー、カーブも。本気でしたね」
5日からは母校である常総学院で自主トレを行う予定ですが、プロとして旅立つ前に、故郷のマウンドでの“出陣式”となりました。
当然、プロになる以上は大成し、故郷に恩返しする覚悟です。清原が「目標の一つにしたいですね」と挙げたのが、龍ケ崎名物「ピーナッツコロッケ」を全国に知らしめること。目立った特色がなかった同市が約10年前から、地元産ピーナッツを入れた、ピーナッツ形のコロッケを町おこし名物として売り出しました。
清原大貴投手
「町の人なら知ってますけど、ほかでは知られてませんからね」
清原が猛虎で大成し、甲子園で“清原メニュー”として販売することができれば、その名は一気に全国に伝わるはずです。
また、古巣のシニアチームのグラウンドも県から場所を借りており、後輩たちの練習環境は万全ではない。
清原大貴投手
「世話になった場所ですから。僕がいたころは土もよかったけど、高校の時には、グラウンドが使えなくなる危機もあった。恩返ししないといけないと思っています」
まだ初夢はみていないそうです。ですが、今年からは思い描く夢を現実にするのが仕事となります。故郷の夢と期待を背負い、プロの世界へと飛び込みます。
清原が08年の始動に選んだのは、中学時代に所属した「竜ヶ崎シニア」が茨城県龍ケ崎市内で行った新年OB戦でした。
清原大貴投手
「年明けもトレーニングはしてましたが、野球らしいことをやったのは今日が初めてですね」
25歳以上と、以下のチームに分かれて行われたOB戦の“実戦マウンド”で、2回を打者6人、3三振を奪うパーフェクト投球で、縁起よく“投げ初め”を完了しました。
清原大貴投手
「直球だけでなく、変化球も全部投げました。スライダー、カーブも。本気でしたね」
5日からは母校である常総学院で自主トレを行う予定ですが、プロとして旅立つ前に、故郷のマウンドでの“出陣式”となりました。
当然、プロになる以上は大成し、故郷に恩返しする覚悟です。清原が「目標の一つにしたいですね」と挙げたのが、龍ケ崎名物「ピーナッツコロッケ」を全国に知らしめること。目立った特色がなかった同市が約10年前から、地元産ピーナッツを入れた、ピーナッツ形のコロッケを町おこし名物として売り出しました。
清原大貴投手
「町の人なら知ってますけど、ほかでは知られてませんからね」
清原が猛虎で大成し、甲子園で“清原メニュー”として販売することができれば、その名は一気に全国に伝わるはずです。
また、古巣のシニアチームのグラウンドも県から場所を借りており、後輩たちの練習環境は万全ではない。
清原大貴投手
「世話になった場所ですから。僕がいたころは土もよかったけど、高校の時には、グラウンドが使えなくなる危機もあった。恩返ししないといけないと思っています」
まだ初夢はみていないそうです。ですが、今年からは思い描く夢を現実にするのが仕事となります。故郷の夢と期待を背負い、プロの世界へと飛び込みます。
アニキ、08年の決意!
2008年1月3日 野球
金本知憲外野手(39)が1日、88年に門田博光(南海)が44本塁打して以来となる,b>40歳40発の偉業に挑戦することを明かしました。広島市内のジム「アスリート」で新井貴浩内野手(30)、庄田隆弘外野手(28)らと恒例の元日トレを行ったアニキ。左ひざ手術からの完全復活を目指すアニキが不惑イヤーを新たな出発点ととらえ、史上2人目の偉業達成を誓いました。
金本知憲外野手
「過去に実際に(40本)打った人がいるわけだからね。それを目標にするわけではないけど、自分も狙っておかしくない。なにも60本打つとは言ってないしね」
05年以来の40発達成への意欲。「3割、40発打つために何が必要かを考えたい」。4月3日で40歳を迎えるアニキ08年の野望が年頭の第一声となって表れました。
金本知憲外野手
「例年、年が明けても気分一新だとか思ったことはないけど、今年に限っては年齢的に40代というのもあるし、新井大選手の加入もある。非常に刺激的な、“やるぞ”という気持ちが強い」
例年通り、新井らと練習拠点「アスリート」で元日トレを敢行しました。左ひざ手術からの完全復活を目指し、今後もほぼ無休で筋力強化に励んでいます。1月後半からは米国ロサンゼルスで単独キャンプを行い、2月後半の安芸キャンプからチームに合流する予定です。キャンプ地沖縄より温暖な地で回復を加速させたい意向もあるようです。
金本知憲外野手
「けがもあるし、昨年2割6分台という成績もある。年齢的にも“もうそろそろ落ち目”と見るファンも多いと思うし、もうひと踏ん張り、いや(契約が)あと2年あるから、もうふた踏ん張りしたい」
新年、自身の気持ちを「反発心」と置き換えたアニキ。残り13本の2000本安打も、6本に迫る400号本塁打もこう言いました。
金本知憲外野手
「全然頭にない。通過点?それ以外に何があるの?終着点か。オレ、やめなあかんの?」
鉄人の見据える先は遥(はる)かかなた。アニキは不惑年を新たな出発点ととらえ、08年をスタートさせました。
アニキの完全復活無くしては優勝できませんからね。 チームにいち早く復帰して、チームを引っ張っていってほしいですね。
金本知憲外野手
「過去に実際に(40本)打った人がいるわけだからね。それを目標にするわけではないけど、自分も狙っておかしくない。なにも60本打つとは言ってないしね」
05年以来の40発達成への意欲。「3割、40発打つために何が必要かを考えたい」。4月3日で40歳を迎えるアニキ08年の野望が年頭の第一声となって表れました。
金本知憲外野手
「例年、年が明けても気分一新だとか思ったことはないけど、今年に限っては年齢的に40代というのもあるし、新井大選手の加入もある。非常に刺激的な、“やるぞ”という気持ちが強い」
例年通り、新井らと練習拠点「アスリート」で元日トレを敢行しました。左ひざ手術からの完全復活を目指し、今後もほぼ無休で筋力強化に励んでいます。1月後半からは米国ロサンゼルスで単独キャンプを行い、2月後半の安芸キャンプからチームに合流する予定です。キャンプ地沖縄より温暖な地で回復を加速させたい意向もあるようです。
金本知憲外野手
「けがもあるし、昨年2割6分台という成績もある。年齢的にも“もうそろそろ落ち目”と見るファンも多いと思うし、もうひと踏ん張り、いや(契約が)あと2年あるから、もうふた踏ん張りしたい」
新年、自身の気持ちを「反発心」と置き換えたアニキ。残り13本の2000本安打も、6本に迫る400号本塁打もこう言いました。
金本知憲外野手
「全然頭にない。通過点?それ以外に何があるの?終着点か。オレ、やめなあかんの?」
鉄人の見据える先は遥(はる)かかなた。アニキは不惑年を新たな出発点ととらえ、08年をスタートさせました。
アニキの完全復活無くしては優勝できませんからね。 チームにいち早く復帰して、チームを引っ張っていってほしいですね。
2008年スタートしました!
2008年1月1日 野球みなさん、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
去年は部活や学校生活で忙しく、ブログを更新することができなかったんですが、今年はほぼ毎日更新できるよう頑張って参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。 また、去年は私生活の日記がかなり少なかったということなので、野球関連とともにドンドン書いていきたいなぁと思います。
みなさんにとって、2008年が良い年でありますように…。
今年もよろしくお願いいたします。
去年は部活や学校生活で忙しく、ブログを更新することができなかったんですが、今年はほぼ毎日更新できるよう頑張って参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。 また、去年は私生活の日記がかなり少なかったということなので、野球関連とともにドンドン書いていきたいなぁと思います。
みなさんにとって、2008年が良い年でありますように…。
岡田流ゲキで「浜中はアカンと思うよ」
2007年12月29日 野球
岡田彰布監督(50)が28日(現地時間27日)、休暇で滞在中の米・ハワイで、交換トレードでオリックスに移籍した浜中治外野手(29)に岡田流の逆説的猛ゲキを送りました。2軍監督時代から見守り続けた教え子について「あかんと思うよ。今のままやったらやれんぞ」と厳し過ぎる発言。活躍を願うからこそ、あえて心を鬼にしてハッパをかけたようです。
取材陣から浜中の今後について問われたときでした。
岡田彰布監督
「やれんやろ。あかんと思うよ。打球も飛ばんようになってる。秋のキャンプでも全然飛ばんようになっとったやん」
と手厳しいコメントが繰り返されました。心を入れ替えて出直せば…と問われても「もともと、そんなに(練習を)やれへんやん」と論調が変わることはなかったようです。
岡田監督と浜中といえば、2軍時代の監督と選手というころから続く師弟関係。手塩にかけて育て、右肩の故障を乗り越え1軍で活躍する姿を見守ってきただけに、憎いわけはないでしょう。師弟愛もトレードとともに消え去ったのかと思われた瞬間、指揮官がさらに締まった表情を見せました。
「そらなあ、頑張ってほしいとは思とるけどなあ」。岡田監督の本音はここにあります。来季は30歳という年齢を迎える浜中に、1年でも長くプロの世界で生きていくためには何をすればいいのかを、伝えたかったようです。どうしても伝えたいから、故意にショッキングな言葉を並べてみせました。少々、天の邪鬼(あまのじゃく)ではあるがこれが岡田流です。
苦楽を共にした愛弟子。心配するからこそ、心を入れ替えて野球に没頭してもらいたいようです。だから、岡田監督は心を鬼にして猛ゲキを送りました。手荒いはなむけの言葉が、浜中へのせん別のようです。
なかなか厳しいお言葉ですよね。 まぁ、これが長年師弟関係にあった2人であってこその言葉なんですよね。 オリックスでの活躍を期待したいと思います。
取材陣から浜中の今後について問われたときでした。
岡田彰布監督
「やれんやろ。あかんと思うよ。打球も飛ばんようになってる。秋のキャンプでも全然飛ばんようになっとったやん」
と手厳しいコメントが繰り返されました。心を入れ替えて出直せば…と問われても「もともと、そんなに(練習を)やれへんやん」と論調が変わることはなかったようです。
岡田監督と浜中といえば、2軍時代の監督と選手というころから続く師弟関係。手塩にかけて育て、右肩の故障を乗り越え1軍で活躍する姿を見守ってきただけに、憎いわけはないでしょう。師弟愛もトレードとともに消え去ったのかと思われた瞬間、指揮官がさらに締まった表情を見せました。
「そらなあ、頑張ってほしいとは思とるけどなあ」。岡田監督の本音はここにあります。来季は30歳という年齢を迎える浜中に、1年でも長くプロの世界で生きていくためには何をすればいいのかを、伝えたかったようです。どうしても伝えたいから、故意にショッキングな言葉を並べてみせました。少々、天の邪鬼(あまのじゃく)ではあるがこれが岡田流です。
苦楽を共にした愛弟子。心配するからこそ、心を入れ替えて野球に没頭してもらいたいようです。だから、岡田監督は心を鬼にして猛ゲキを送りました。手荒いはなむけの言葉が、浜中へのせん別のようです。
なかなか厳しいお言葉ですよね。 まぁ、これが長年師弟関係にあった2人であってこその言葉なんですよね。 オリックスでの活躍を期待したいと思います。
アニキの08年公約は日本一!
2007年12月28日 野球金本知憲外野手(39)が27日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸5億5000万円でサインしました。昨オフに結んだ3年契約の2年目で条件面の話はなかったようです。金本は選手会長補佐の初仕事として交渉約1時間の大半を球団への施設面充実の要望に費やし、左ひざ手術明けの来季、日本一奪取を力強く公約しました。
金本知憲外野手
「球団には、ひざさえ治れば、今年以上の成績は残しますとはっきり言いました。個人的には今はひざを治すことしか頭にない。それよりタイガースが強くなってからはもうリーグ優勝ぐらいじゃダメ、日本一にならないとなかなかファンの方にも喜んでもらえないので、やっぱり日本一になるしかないでしょう」
1時間の交渉後、表情を引き締めて言い切りました。広島時代から不言、有言のどちらでも必ず公約を果たし、結果を残してきた男です。左ひざ手術明けというプロ入り以来最大の危機に直面している今回は有言実行すなわち退路を断って自身を追い込む道を選択しました。
3年契約の2年目、金銭面の話は「何もないです」。あとの全交渉時間は、新しく就いた選手会長補佐の仕事オンリーだったようです。
金本知憲外野手
「設備や環境の話がほとんど。要望と言っても本当に細かい部分やけど。会社もそれをよく聞いてくれるし、選手側もちゃんと強いチームにして恩返ししないとね」
倍返しに恩返し。ファンへの約束。そしてもう1つは同僚となる後輩・新井への強烈な“しっぺ返し”も狙うようです。
金本知憲外野手
「全日本の4番が入ってくる。新井さんが3冠王を取ってくれるんじゃないですか」
会見で2度も3冠王の言葉を出して持ち上げましたが、本音は打撃3部門とも弟分に負けるつもりなどさらさらありません。
金本知憲外野手
「あいつ、僕は全日本の4番ですから(阪神でも)オレが4番打ちますと言うとるらしいから。そのときは僕の後ろ(5番)でよろしくお願いしますとも豪語しとるらしいんで、そうならないように頑張りますよ」
冗談めかしながらも負けん気と闘志をかき立てました。
昨オフの契約交渉で6億円以上の年俸提示が可能と球団に言われても、「自分のは多少抑えてその分を裏方さんに回して」と申し出を蹴ったおとこ気は本物。新井ですら発奮材料という左ひざの“治療薬”に変えてしまう鉄人が来年は超人そして伝説の域にまで足を踏み込みます。
ここ数年は、アニキの活躍があってこそ優勝争いに参加できたといっても過言ではありません。 膝を完治させて、来年は今年以上の数字を残してタイガースを日本一にしてほしいです!
金本知憲外野手
「球団には、ひざさえ治れば、今年以上の成績は残しますとはっきり言いました。個人的には今はひざを治すことしか頭にない。それよりタイガースが強くなってからはもうリーグ優勝ぐらいじゃダメ、日本一にならないとなかなかファンの方にも喜んでもらえないので、やっぱり日本一になるしかないでしょう」
1時間の交渉後、表情を引き締めて言い切りました。広島時代から不言、有言のどちらでも必ず公約を果たし、結果を残してきた男です。左ひざ手術明けというプロ入り以来最大の危機に直面している今回は有言実行すなわち退路を断って自身を追い込む道を選択しました。
3年契約の2年目、金銭面の話は「何もないです」。あとの全交渉時間は、新しく就いた選手会長補佐の仕事オンリーだったようです。
金本知憲外野手
「設備や環境の話がほとんど。要望と言っても本当に細かい部分やけど。会社もそれをよく聞いてくれるし、選手側もちゃんと強いチームにして恩返ししないとね」
倍返しに恩返し。ファンへの約束。そしてもう1つは同僚となる後輩・新井への強烈な“しっぺ返し”も狙うようです。
金本知憲外野手
「全日本の4番が入ってくる。新井さんが3冠王を取ってくれるんじゃないですか」
会見で2度も3冠王の言葉を出して持ち上げましたが、本音は打撃3部門とも弟分に負けるつもりなどさらさらありません。
金本知憲外野手
「あいつ、僕は全日本の4番ですから(阪神でも)オレが4番打ちますと言うとるらしいから。そのときは僕の後ろ(5番)でよろしくお願いしますとも豪語しとるらしいんで、そうならないように頑張りますよ」
冗談めかしながらも負けん気と闘志をかき立てました。
昨オフの契約交渉で6億円以上の年俸提示が可能と球団に言われても、「自分のは多少抑えてその分を裏方さんに回して」と申し出を蹴ったおとこ気は本物。新井ですら発奮材料という左ひざの“治療薬”に変えてしまう鉄人が来年は超人そして伝説の域にまで足を踏み込みます。
ここ数年は、アニキの活躍があってこそ優勝争いに参加できたといっても過言ではありません。 膝を完治させて、来年は今年以上の数字を残してタイガースを日本一にしてほしいです!